日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

人間の価値・・・

2013-07-01 16:51:41 | Weblog
 ある例ですが・・・ある土曜日に、天草市本渡でプロ集団の太鼓演奏があり、前々からそのチケットを買って、それを自分だけ見に行くことになっていたとする。しかし、ちょうどこの日、家内の兄弟が熊本市に集まれると言うことになり、チケットを他の人にあげて、数年振りの再会をすることになったとする。しかし、その日の午後、熊本市へ出発しようとした時、産科の先生から前置胎盤で急に緊急の帝王切開となったのでと頼まれてしまったとする(実際に、当院でも、深夜0時過ぎに、前置胎盤による胎盤早期剥離で、緊急の帝王切開となって、かろうじて母子共に救命したことがありましたが・・・)。で、仕方なく、帝王切開に付き、熊本市行きを断念することとなる。
 これは、あくまでも例えですが、こんなことは、今まで沢山経験してきています。太鼓の演奏何て、今まで何度も見ているので、見れなくても、そんなに悔やみません。親族の再会にしても、又の機会がある訳で、何とかなります。しかし、緊急の帝王切開となりますと、直ぐに替わりのドクターが見つかる訳でなく、緊急なので、直ぐにそちらを優先するしかありません。
 そんな時、代わりに仕事を頼める人がいれば、その人に事情を言って、予定通りに出来ますが、自分しかいないとなると、自分が頑張るしかありません。田舎の病院で、小児科医が自分独りとなると、尚更です。
 かって、子どもが小さかった頃、子どもと約束していたり、家族で食事をする予定だったことが、仕事で、何度も中断したことがあり、家族の信頼は、殆どゼロに近かったけど・・・?!
 多くの父親は、仕事≧家庭≧自分の順に優先していることが多いと思います。いや、今では、バリバリ仕事をしている女性にも、そんなことが多くなっているかと思いますが・・・。
 ソウル大学の生活科学部のキム・ナンド教授は、そこでの講演の中で、「人間の価値」に付いて・・・→人間の価値は、人との関係から生まれ、次の3つのことがあると言われていました。

 1、愛する人がいて、愛してくれる人がいる
 2、世の中を良くしようとする人
 3、昨日より成長する自分
 
 とても意味深い内容だと思います。

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上天草市・・・

2013-07-01 15:15:31 | Weblog
 この夏で、上天草市に住むようになって、丸8年間となります。上天草市を知りつくした訳ではなりませんが、天草を自分の足でアチコチ散策した結果、かなり、詳しくなりました。
 天草市では、文化活動が盛んで、国際交流なども益々広がっているようですが、上天草市でも、以下の「カ」~「「サ」のように、とてもいい所です。(←もちろん、私の故郷佐伯市も、上天草市に劣らず、とても素晴らしい所です!)

 「カ」・・・観光にいい所です。
 「ミ」・・・見る所が沢山あります。
 「ア」・・・遊ぶ所があります。特に、魚釣り(!)&登山(!)。
 「マ」・・・学ぶのにも、いい所です。(天草四郎にまつわる歴史、龍ケ岳町のミューイ天文台、姫戸町の英語村、アチコチのキャンプ場)
 「ク」・・・暮らすのにもいい所です(観光だけでなく、永住目的でも)。
 「サ」・・・魚が美味しいです。
 
 又、上天草市には、2つの「オルレ」が認定されています・・・→大矢野町の維和島と松島町にあります。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/1440(←平成25年4月からの私の天草散策)
http://kami-amakusa.jp/request/pdf/japanese.pdf
http://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/(←上天草市)

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一番うれしい事・・・

2013-07-01 11:15:29 | Weblog
 他界した父(小学校の教員、専門道徳)が、次の様に言われたことがありましたが・・・→
 「学校の先生って、そんなに給料も良くなく(←昔は、今よりも、薄給でしたが・・・)、生徒のことだけでなく、父兄からもいろいろ理不尽なことを言われ(←今は、第2の学校=塾もあり!)、時間外にどれだけ頑張っても、それでお金が余分に入る訳でなく(←昔は、授業に付いてこれない子を、放課後残して、特訓している姿がありましたが・・・)、頑張れば頑張る程、報われない様にあるが・・・(一番嬉しいことって)・・・→教えた生徒が大きくなって、後で礼にわざわざ来て、先生のお陰でこんな風に立派になれました・・・と言われた時かなあ・・・」と。
 他界した義理の父(中学校の教員、専門国語)も、次の様に言われたことがありましたが・・・→
 「子ども3人共、いい結婚相手と一緒になれて、良かったなあと(義理の母に)いつも言っています。孫7人も、皆、優秀で、順調に成長していて、こんな幸せなこと、ありません・・・今は、もう、自分たちは、先がないんで、いつも話すことは、もっぱら孫のことばかりになっていますが・・・」と。
 そうですね、医師も、同じでしょうか・・・医師の場合は、結果が直ぐに出ることが多いのですが(←特に、小児科の場合)、教育の場合は、その子がどんな風に成長しているのか何て、ずっとずっと先まで見ないと、分かりませんね。
 親が子どもを育てる場合にしても、同じですね・・・(今の時代だと)苦労が多いですが、子どもが大きくなって、感謝の言葉をちょっとだけでも掛けてもらえると、とても嬉しいですね。
 そうなんです、生きていて一番嬉しい時は、自分が一番価値感を抱いているものの「成長」が実感出来ている時なんですね。
 趣味の世界に入って、難儀しながらもどんどん上達して行く時、「アレッ、俺ってこんなにやれる能力があったんだ・・・」何て思って、とても嬉しくなるものです。

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