日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

人類は長距離ハンター・・・

2013-07-16 17:46:40 | Weblog
 宇宙の誕生の中で、今の人類が100万年前に誕生しました。人類にとって、獲物を捕まえられないことは死を意味することでした。
 そんな中で、人類が槍を発明したのは20万年前、弓矢を発明したのは2万年前と言われていますが・・・その20万年以前には、どうやって獲物を捕えていたのでしょうか・・・→答えは、何と、「走り殺していた」のです。
 短距離走では、人類は、多くの動物に負けます。しかし、長距離であれば、勝てるのです。例え人類が馬と競争してもです・・・→人類には、動物の様なフサフサとした毛がありません。動物は、長距離を走れば、オーバーヒートして倒れてしまうのです。人類よりも、熱中症にもなり易いのです。(人類は違いまね、マラソンで爽快感を感じる経験をした人もいるのですから・・・?)
 トラやヒョウは、白筋という白い筋肉が発達しています。酸素を必要としないのですが・・・1分間ぐらいしか全速力で走れません。
 四本足の動物は、全力疾走する時、内臓が常に前後に動き、肺の運動が制限されて、エネルギー効率が非常に悪くなります。しかし、人類は、二本足なので、走っている時に、肺の動きが他の臓器で邪魔されません。
 人類も、息を止めて走るとなると、1分間も全速力では走れないのですが、しかし、人類は、息をしながら(酸素を取り入れることで)走ることが出来るのです。(←有酸素運動)
 マグロの筋肉は、白筋でなく赤筋です。マグロは、常に泳いで運動してないと死んでしまいます。何故なら、運動しないと酸素が取り込めないからです。人類は、どちらかと言えば、赤筋の発達したマグロに似ているのです。ところが、現代人は、自分がマグロであることを忘れて、動くことを止めてしまっているのです。
 トラやヒョウの目は、顔の全面に並んでいますが、牛や馬の目は、顔の横に付いています。ハンターである動物は、前だけ見ていればいいのですが、草食動物の牛や馬は、周囲を360度見て、常に警戒しておく必要があります。
 人類は、眼が前に付いていると言うことは、トラやハンターと同じく、進化の過程では、ハンターだったと言うことです。

参考図書:1日6時間座っている人は早死にする 坪田一男 ベスト新書 平成25年7月発行 743円+税

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坐ってばかりだと・・・

2013-07-16 12:46:22 | Weblog
 現代の人類が誕生したのは100万年前。今から1万年前に、農耕(農耕生活)が始まって、運動量がガクッと落ちてしまいました。
 それまでの人類は、1日に20Kmも走っていました・・・走り通すことで獲物を追い詰め(狩猟生活)、それを食料にしていました。お腹が満たされること何て、とても考えられなかったことでしたが・・・それが、農耕が始まり、この100年で人口が爆発的に増え、先進国では、飽食となり、人類の多くが、特に先進国では、運動不足となってしまいました。更に、IT産業の普及で、姿勢を悪くして坐る時間の何と多いことか・・・!
 今、日本人の65%が、坐りっぱなし生活になっているとのデータがあります。坐りっぱなしだと、早死にしますよと言っても、言われてそれを改めようとする人は、少ないかな・・・?!
 2012年に、WHOは、「1日に10時間以上坐っている人は、1日4時間以下の人よりも病気になるリスクが40%高くなる」と発表しました。
 人間は、元々、坐って生活するようには、遺伝子に組み込まれていないのです。坐ってパソコンを長くしたり(←私も気を付けます!)、ゲーム機やスマートホォンで時間を沢山過ごすとなると、本来の人間の姿と違って、(頸を前に曲げて)不自然な姿勢で長くしていることになります。
 腹8分目にして、坐る時間を少なくして、運動をもっと積極的にして、ニコニコしてご機嫌に生きれば、医療費もガクンと落ち、もっと健康で長生き出るはずですが・・・?!

参考図書:1日6時間坐っている人は早死にする 坪田一男 ベスト新書 平成25年7月発行 743円+税

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