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日本語を理解する為に(その19)

2007-03-03 11:53:45 | Weblog
 上半分に、ギリシャ語の書き方を書いている。書き順が、ちょっと間違えそうになる。下半分に、ヘブライ語のアレ(L)フベ(B)ートと、その書き順、筆記体などを書いている(アルファベットでは、何になるかも記載している)。アラビア語もヘブライ語も、大文字小文字の区別はない。しかし、ギリシャ語には、英語と同じ様に、ある(アルメニア語にもある)。 

 アラビア語の場合、コーランには、シャクルの記号が付けられている。しかし、アラブの人が普段書く場合には、しばしばシャクルが省略される。アラビア語の場合、28文字が、状況により、それぞれが4つに変化し(28×4通り)、さらに、シャクルも省略されているとなると、初心者には、難しい。 

 ヘブライ語(26文字に、文末に来ると、形が変わる文字が5つあるので、実際は、31文字になる)では、先のアラビア語の様に、4つも変化することはないが、筆記体と活字体の形が、大きく変化しているものが多く、それに、筆記体では、母音の発音記号であるニクダーが省略されている。

 赤の線で矢印でつないでいるのは、似た文字である。大きさだけが違ったり、長さだけが違ったり、曲がる方向がちょっと違ったりと、初心者には、難しい。 

 一番下に、熊本と書いているが、筆記体だけで読むとなると、例えば、コマムト、コマムツ、クマモツなどと、いろいろと読めることになる。ユダヤ人は、それで困ることってないのかなあ?


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