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同じ救急の日、16:00過ぎに○歳の女の子が喘息で来院、1時間近く掛けて山を越えて来ている。吸入し、200ml点滴し、少し改善した所で一抹の不安を抱きながらも(入院の用意をしてないこともあり、深夜ひどくなれば入院の用意をと言って)帰す。心配が適中し、翌朝1:30分に来院、急いで自家用車でゆられながら山を越えた来たせいもあるのか、嘔吐して顔面蒼白(ネオフィリンは投与していない)。SpO2も90を切っている。呼吸音小さい。大発作と判断して、直ぐにICUに入院。アスプ一ルの持続吸入、酸素、ステロイド剤など使用、一応落ち着いて病院を出たのはちょうどその1時間余後。
片田舎でも、数は少ないが、やはり本当の小児の救急はしばしばある。直ぐに1日だけでも入院させて様子を見ることの意味、とても大きいと思われる。