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自分自身、熱はないが、喉が痛くて、時々咳が出て、きついが、次第に軽快している。声が完全にかすれてしまった。こんなこと、久し振りだなあ。しかし、(老体に鞭打って?)頑張らないとけいない・・・(元気な時はいいけど、病気の時は、若い時以上に、しんどいですね)。
当直のドクターも、咳をしている。どこもギリギのスタッフでしているので、代わりの医師何ていない。外来の看護婦さん達も、咳をしている人がいる。そんな医療従事者、皆、同じ様な症状で、熱はないが、咳して喉が痛そうだ・・・(インフルエンザや溶連菌でないことは、検査の結果、確かなのだが・・・?!)。
夜、6階の食堂で夕食を摂っていたら、当直のナースが二人夕食を摂りに来た。その内のあるナースが言った、「ナースの子どもって、親を見ていて・・・→絶対に看護婦さん何かならん・・・と言いながら、結局は、ナースになっている。何故かなあ・・・」と。又、別のナースは、「他の人からよく言われる・・・→看護婦さんはいいね、特殊な資格もってるからいいね・・・」と。
それなのに、田舎の病院、ナース不足で医師不足。ドクターの給料が高いのに、集まらなくて、潰れかけている病院もあるけど・・・?!
厚労省によると、日本の現在の貧困率は15.7%程度で、OECD諸国の中で、後ろから数えて4番目。国税庁が出している税務統計で年収分布をみると、年収100万円以下の割合がどんどん膨れ上がっていて、1996年には7.2%だったが、2008年では8.4%になっている。200万円以下にすると、1996年が10.7%、2008年には14.9%。つまり、日本人の約23%が200万円以下の層ということになる。300万円以下までとすると、全体の4割ということになる。←これが日本の実態!
小さい時から、親が将来を見据えて、お金を掛けて教育してきたつもりが、有名大学を首尾よく出ても、就職難で、難儀している例が今やわんさとある。大学新卒の2割もが就職出来ない。就職留年って言葉もある。
つい最近、こんな話を実際に聞いて、驚いた、・・・超エリート校の国立のK大学を出て、大学院まで行って、博士号を取って、今、大学で研究しているけど、手取りが月に12万しかなくて、生活が出来ない。煙草を止めたいが、健康保険に(貧乏で)入っていないので、(禁煙外来に)掛かれない。・・・←初め信じられなかったが、現実の話。
有名大学さえ出れば、食いはぐれがないと言うのは、もう、通用しない時代になってしまった感じだなあ・・・(いや、とっくの昔に既にそうなっている?!)