日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

新しい日本の姿・・・

2011-03-14 16:12:17 | Weblog
 被災された方々、ならびにその関係者に、深くお悔やみ申し上げます。
 支援して下さっている方々に、感謝の意を表します。

 ・・・熊本県の活断層を調べてみると、不知火海の向こうに、長く横たわる活断層らしきものがある。http://cyber.pref.kumamoto.jp/bousai/content/images/tokusei/dansozu1.jpg(・・・←14)
 今回、大きなプレート同志の逆断層で、今まで経験しない様な大きな惨事が起きているが、阪神淡路大震災の様に、活断層のある所では、いつ何が起きても(過去数百年前に地層の分析で起きていることが推測されれば)不思議でない。
 数百年に1回が、たまたま自分が生きている時に当たらないと誰が言えるだろうか?!(その確率、高額な宝くじが当たるよりも、高い・・・?!)
 今住んでいる4階建てのアパート、市営だが、もう40年前後経っている。と言うことは、最新の耐震設備をもちろん付けていない(!)。大きな地震があれば、あっと言う間に、崩れ去ってしまうだろう(・・・←昨年、市から、火災報知機が取り付けられたけど・・・)。
 地元の佐伯市に帰っても、リアス式海岸で、かっての大規模な南海地震が再びあれば、大きな津波が来るだろう。
 福岡では地震は起きないだろうと思われていたが、5年前、息子は、博多で震度5の地震に会い、上からモノが落ちてきて、ひどい目に会っている。
 今回の状況を見ると、日本中、どこにいても、地震による大きな津波を経験する可能性があることが分かる。
 そんな不安定な中で、人間の営みは、スゴイと思う。国内だけでなく、海外から援助がどんどん来ている。日本人だけでなく、そこには、海外からの(研修生や旅行者など)人もいた。日本で被災に会った人を分け隔てなく救う為に・・・イデオロギーを超えて、世界の人々が、被災地での救済を願っているのだ。
 この動きが世界の多くの人を動かして、世界平和へ、そして、日本の更なる復興へと結びつくことを祈ってやみません(合掌)。


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いい方向へ・・・

2011-03-13 15:52:10 | Weblog
 マグニチュードの大きさが、8.8から9.0に訂正。わずか0.2の増加で、倍の強さになるとか。縦500Km、幅200Kmの広大な広さで、3カ所を中心に、断続的に5分以上も掛けて逆断層が起きている。その後、マグニチュード5以上の余震が1日に150回以上も起きていて、今後もしばらく続くとのこと(6.5以上だと、津波の心配をしないといけない・・・)。
 ただし、次第に広がりが狭まり、収まる傾向にはあるとのこと。一方、原発の方は、最悪の事態は免れているが、まだ、不安は残る。
 いい方向に出来るだけ早く行って欲しい。(祈る祈るのみ)
 現地の医療機関は、パニック状態、いや、医療機関そのものが、壊滅状態の所も現にあるのだ。そうでなくても、医師不足の所。水が確保できなく、電気も使えなく、医薬品もどんどん少なくなって行けば、この先、ホント、どうやって救えるのか。
 幸い、韓国や中国が動き、多くの国が援助で動いている。既に、スイスやドイツやアメリカからは、援助犬が来ている。(・・・犬の嗅覚がとても役に立つと言うより、最も重宝とのこと!)
 政府の動向を世界中が見守っている。地域の力が大いに発揮できる時であり、又、既に、小周りにどんどん活動している個所もある。多くの人の援助が望まれる。
 小さなことで国会議員が言い合っている場合ではない。当の人たちの中には、自分の家がなくなり、職場もなくなり、そして、最も大切な家族を失ったケースもあるのだ。そんな人が沢山沢山いるのだ。
 野次馬的に見るのだけは、同じ日本人として、止めよう。自分の事と思って、真剣に受け止めよう。義援金を送ろう。名乗ってもいいし、匿名であればもっといいだろう。何も出来なければ、祈ろう。いい方向に出来るだけ早く行く様に祈ろう。(合掌合掌合掌)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070729/3(←過去の記事)
 

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巨大災害・・・

2011-03-12 12:31:27 | Weblog
 東北地方太平洋沖地震→東日本巨大地震!
 今まで61年間生きてきて、こんなにひどい日本での災害、なかった・・・!死者や不明者千数百人(正確な数は、不明)、太平洋沖に続いて、アチコチで大きな地震が・・・東京周辺だけでなく、新潟県や長野県でも起きている。大きなプレートの逆断層型で、持ち上がって津波の大きいのがまずどっと来て、それに呼応して、仙台市周辺が地盤沈下したり、周辺の地震が起きたのか?!専門家の話だと、1000年に1回の出来ごと?!
 テレビの映像には出ないが・・・直ぐに救援が求められるべき多くの人がいる。余りにも広範囲(!)で・・・海外にも直ぐに援助を求め、速やかな行動をとってもらいたいものです。熊本日赤病院からも、23名が宮城県の方に出向いている。(私はと言うと、朝から、急変する3名の入院患児を診ながら、外来で点滴(7人程)の指示をして、結構忙しかった・・・明日の日曜もこんな感じかな?)
 マグニチュード8.8何て、インドネシアのスマトラ地震と同じ規模。観測史上、最もひどい地震となっている。
 被災された方々にお見舞い申し上げます。出来るだけ救出が早く行われますことを祈ります。
 幸い関東にいる私の子ども二人共、無事でした。千葉県にも長野県にも、親戚がいます。まだ、予断を許しませんが・・・。
 それと、原子力発電所に異常が発生し、福島原発では半径10kmの住民2.000人に避難命令が出されています。チェリノブイリ原発事故の二の舞にならない様に、祈ります。

*こちらが打診しても、なかなか連絡が取れない息子なのに、突然、昨日の午後、(龍ケ岳町に帰る途中の)乗り物の中で、見ると、携帯にメイルが入っていて、「無事だよ!」と一行だけ書かれていた。その時、その意味が全く分からなかった。非常事態の時、家族がいつても連絡が取れるってこと、大切ですね。


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老人施設で演奏・・・

2011-03-08 17:56:34 | Weblog
 3月8日(火)、14:00~15:00まで、1時間バッチリ演奏した。
 13:30に、上天草市立上天草総合病院に隣接している老人施設「きららの里」から、太鼓を運んでくれる男性2人が来てくれた。で、重たい太鼓を運んでもらった(・・・←今、アパートの自分の部屋に3つ程、和太鼓を置いている・・・佐伯の自宅にも、自宅の半地下に3つあり・・・←クラウンが2台入る車庫はありますが、自動車ありません・・・)。
 今回、自分が360度グルッと囲まれる感じで、演奏した(こんな感じで演奏したこと、夏の盆踊りの時以外では、なかったなあ・・・?)。施設の人が、「後ろの人がよく見えないと言うクレームがあったので、先生を中心にして演奏してもらうことにしました・・・」と言われた。
 で、360度、アチコチ目を持っていかないといけないかなと思いながら、演奏した。
 今回は、前日と違って、マイクの使い方も上手に出来た。湿度が高い関係でか、篠笛の音が良く、又、太鼓がいいので、その音も良かった。(満足しました!)
 まあ、こちらがボランティアに行ってるのに、反対に、向こうから、ボランティアで我慢して聞いてもらえる感じにならない様に、常々気を付けてはいますが・・・?!

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老人施設で独り演奏・・・

2011-03-08 11:27:05 | Weblog
 7日(月)の午後、老人施設の「和光園」から、園の車で迎えに来てくれた。演奏の服に着替えて、太鼓を持って行った。ギリギリ14時開始に間に合った。
 ゆっくり話すゆとりもなく、「荒城の月」で篠笛を吹くことから始めた。盆踊り太鼓を打つ段階になって、どうも音がおかしい。自分が持って行ったラジカセから流れる音と、全体に流れる音がずれていて(会場の奥行きが広い為)、打ちにくい状態になっていた。そのことに、しばらくして、やっと気が付いた。
 その後、マイクを使わずに、篠笛を吹いた。ハーモニカも吹いた。拍子木を使って、「一本締め」もした。
 皆が一番大きな声で歌ったのは、古賀政男4曲のメドレーの中の、「悲しい酒」の曲だった。(・・・←こんなことも、あまりなかったなあ・・・?)
 最後に、バチを3回換えて、持ち曲の「飛翔」を約15分間、打った(・・・←今回、とても気持ち良く打てた!)。
 終わって、控え室で聞くと、この1月に、この施設内で急性胃腸炎が流行(はや)って、ちょっと前まで、外出禁止だったとのこと。で、ストレスがとても貯まっていたとのこと。
 今日(8日)の朝、テレビで、今の日本の老後の生き方に関して、考えさせられる内容の番組が放映されていた。
 パキスタンでは、義務教育なんてない。中学教育を受けている人、全体の3分の1もない。知っての通り、戦争状態。しかし、人口は、日本よりも多い。そんなパキスタンから、将来の担う感じの女性が来日していた。
 で、憧れの日本に来て、いろんな所を見学していた。・・・→で、パキスタンが日本よりも誇れるもの、3つを挙げてもらっていた。
 1、お年寄りを敬う。2、家族の絆が強い。3、社会的な団結力が強い。・・・→ムーッ、これは、大きな問題を提起してくれたかな?!
 そうなんです、海外(東南アジア)に行って私もよく言われました、・・・「日本では、お年寄りが、最後寂しく、病院で亡くなるって、ホント?」と。
 現実に、東京では、独り住まいの老人(65歳以上)の世帯が4分の1程あるとか。田舎の病院だと・・・→家族も普段からあまり見舞いに来てなくて、胃瘻と気管切開で何とか生き延びていて、亡くなる時、駆け付けるべき家族も不在ってこと、ありますが・・・?!

*東南アジアでは、最後は、病院でなく、自宅に帰り、家族に囲まれて、多くの人の涙を誘って亡くなるケースが殆どと思われますが・・・?!

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田舎のある小児科医・・・

2011-03-07 09:44:04 | Weblog
 前の週は、結構しんどかった。5日(土)は、時間外が17人来た(全科では40人来院)、6日(日)は、14人来た(全科では33人)。ノロウイルス、ロタウイルスで、点滴せざるを得ない子が多い。インフルエンザも、時にある。
 問題は新生児で、3月2日に生まれたベビーのことで、かなり神経を使った。徐脈になり、SpO2が低下し、嘔吐もあり、大変だった。酸素を与え、点滴もし・・・→幸い、元気になってくれた(9日退院予定)。1人でも重症がいると、新生児の場合、普通の小児以上に、神経を使う。落ち込むのも早いが、治るのも実に早い。それが新生児。
 思うに、看護師さんの熱心さがスゴイなあと思った。細かい変化まで、看護師さんが深夜でも、詳細に報告して来ていた。元気になって行くと、医療従事者も、とても嬉しい。特に、ベビーの場合は。
 今月は、7日(月)から11日(金)までの5日間の休みをもらっているが、ベビー室には、(光線療法をしている他のベビーもいるので)、7日~9日は、午前中だけ、ベビー室に顔を出すことにしている。
 今日は、14時から1時間程、老人施設「和光園」で演奏、明日は、14時から1時間、老人施設「きららの里」で演奏、二人のベビーが落ち着いているので、楽しく演奏が出来そうだ。
 両施設とも、上天草市にある。「和光園」では、今回で2回目、「きららの里」では、もう、10回以上演奏している。両施設の方から、関係者がアパートまで迎えに来てくれるので、とても助かるなあ・・・。


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エコチル調査・・・

2011-03-06 13:36:17 | Weblog
 インフルエンザ菌と肺炎球菌のワクチン接種が、やっと日本で始まって、医療機関が慣れた感じになったのに、4名死亡したとのことで、突然、中止を余儀なくされている。この出来ごと、日本だけに起きた特殊な出来事だろうか?!川崎病やインフルエンザ脳症が日本に圧倒的に多いことと、関係があるのだろうか?!
 現在、染色体異常であるダウン症が全国的に増加している。この疾患は、父母の年齢が増えると増加するのだが、年齢を補正しても増加しているとのデータもある。男児の尿道下裂も増えている。
 環境省によると、子どもの先天異常は、25年間で2倍、喘息は20年間で3倍、肥満傾向は30年間で1.5倍に増えているとのこと。
 ある専門家は、いろんな因子によるアトピー、ADHD(注意欠損多動性障害)、低出生体重、早産、喘息、死産、自閉症、先天奇形への影響を挙げている。
 この度、環境中の化学物質が子どもの健康に与える影響を解明する為に、全国10万人の妊婦を登録し、胎児期から13歳になるまで追跡調査する環境省の全国プロジェクト「エコチル調査」が始まった。南九州では、熊本大を中心とした研究チームが取り組み、2月から参加者の募集がスタートしている。
 全国15地域で実施され、2010年度の予算は約31億円。参加者募集に3年、追跡13年、解析に5年の計21年をかけるかってない大規模疫学研究となっている。
 「エコチル」とは、「エコロジー(環境)」と「チルドレン(子どもたち)」の造語。南九州では、熊本県と宮崎県延岡市、沖縄県宮古島市で、3年間で妊婦6000人の登録予定(謝礼あり)。熊本県は、天草、人吉・球磨、水俣・芦北の3地区全16市町村で3000人が目標。(・・・←都市圏域に比べ、人口流出や移動が少なく、追跡調査がしやすい。水俣・芦北地域は環境問題への関心も高い?!)
 熊本県内で、産科がある病院・医院14施設の中に、当院(上天草市立上天草病院)も含まれている。
 集められたデータは、調査の司令塔となる国立環境研究所(東京)が解析する。胎内に蓄積したダイオキシン類や胎盤を通過しやすいメチル水銀、農薬、シックハウス症候群を起こす有機化合物などが生育や環境にどう影響するかを調べる。(もちろん、個人が特定される情報は、取り除いて管理される。)
 基本計画では、全国どの調査地域でも、最終的に全妊産婦、全出生児の50%居所をカバーするのが目標で、調査の意義を知って、協力をお願いしている。
*平成23年2月27日の「熊本日日新聞」(サンデー特報)の記事から引用

*ワクチンと今回の4人の死因との因果関係、難しいと思います。同時に予防接種が出来ることになったことで、副反応が出易くなったと思います。事実、同時接種で、(今まで数少なかったのに)熱や発疹が出た子、結構いましたよ(アメリカでは、6種類同時?!)。それまで、日本では、予防接種では、同時接種は、してなかったのですが・・・。
 (日本だけ特に多くなっている)川崎病やインフルエンザ脳症とも関係があると私自身は思っています。つまり、そうでなくても日本の場合は、子どもを取り巻く環境が清潔好きで、ウイルスや細菌を小さい時から出来るだけ遠避ける傾向にあります。それに、病気になると、熱が上がれば直ぐに熱さまし、細菌感染かどうかはっきりしない状態で(親の希望もあったりして)抗生物質を投与することが度々あります。これでは、自分で処理しようとする免疫力が低下してしまいます。それで、異物(ワクチン)が入った時、自分で上手く処理する免疫力が普段から次第に低下してきている関係で、過剰に反応してしまって、自分の白血球からサイトカインがドッと沢山出てしまって、不幸な結果になったのでは(?!)・・・と私自身は思っていますが・・・?!(あくまでも、私だけの個人的な意見ですが・・・)
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/1302

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ネット社会の怖さ・・・

2011-03-05 11:23:26 | Weblog
 今や、インターネットで、いろんな情報を得ることができる。突如起きたイスラム社会の混乱も、そのきっかけは、チュニジアの一青年の焼身自殺がフェイスブックで暴露されたからに他ならない。
 隠そうとしても、グローバル社会では、いつかは、暴露される。で、突然爆発ってことになる。
 個人にしても、周りから抑圧された状態で、ずっと長いこと我慢していると、ちょっとしたことで火が付いて、取り返しが付かないことになり兼ねない。それが、国民の大多数となると、もう、時間の問題となるだろう。不合理が大きければ大きい程、変革の可能性は大となるだろう。
 所で、我々は、マスコミの報道を常に冷やかな目で、監視する必要がある。カタールの放送局アルジャジーラのマークは、「一つの見方だけでなく、いろんな見方があるよ・・・」って感じの内容とのことだが、正に、その通りだと思う。
 マスコミの一方的な見方に対して、それに対する懐疑的な意見がどんどん出されてしかるべきだと思う。
 今、熊本女児遺棄事件で、マスコミが大騒ぎしているが、それを見た人は、恐らく、・・・→「日本も、怖い世の中になってしまったものだ。トイレに行くのにも、用心せねば・・・」何て思ってしまった人、多いに違いない。
 もちろん、いつも可愛い子どもに接している小児科医である私にとっても、今回の痛ましい事件は、誠に残念で、親御さんの悲しまれる姿がありありと目に浮かびます(合掌、ご冥福をお祈り申し上げます)。
 加害者は、今大学2年生であるが、1年生の秋から登校してなく、恐らく、精神病的疾患が急に発症したのでは?!又、それが気付かれていたとしても、今回まで上手くコントロールされていなかったのでは?!
 ・・・多くの報道機関が一斉に、トップ記事で、これを報道している感じで・・・こんなことが、今の平和日本では、まずあり得ないので、こんな感じになるのではないでしょうか・・・?!
 実際、近年、少年の犯罪が増加との客観的なデータはない様です!
 月曜夜9時からのタケシのTVタックルの内容も、日曜のタカジンのそこまで言って委員会の内容も(・・・←私は、殆ど見ていますが・・・)、一意見に過ぎない。
 マスコミの報道には、ちょっと冷めた目で、かつ、自分の頭で、情報を正確に掴める能力、それが今からは、とても大切だと思います。 

http://kogoroy.tripod.com/hanzai-h19.html
 

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続・不正行為・・・

2011-03-04 16:17:16 | Weblog
 不正行為をしても、いつかは、自分に来るのではないでしょうか・・・。
 自分がしたことって、誰も見ていなくても、自分だけはそのことを知っている訳で、自分をごまかすこと、出来ませんね。
 いつもごまかして生きていると、それが習慣化し、自信がなくなり、まともに生きることが出来なくなると思いますが・・・!
 この予備校生の気持ち・・・→親にお金の事で迷惑を掛けたくないって気持ち、分かります。私の場合、二人の兄が全く浪人してなかったのに、自分だけ受験に失敗して、それも2浪して・・・この予備校生と同じ様に、とても気にしていました。それで、大学生になる前から(大学生の時は、もちろんですが)、留年せずに早く卒業し、早く仕事に付きたくて仕方ありませんでした。
 不正行為何て、どこからが不正行為なのか、分かりません・・・?!
 特に、私立の大学の場合は、少なからず、親のコネとカネがものを言う時代でした(今は、違うと思いますが・・・)。
 私が一番親不幸をしたと思ったのは、・・・2浪目に1期校に落ち、もう3浪する気はなく、医学部以外の学部を受けるつもりだったのに、突如、私立の推薦の誘いを受けて・・・父と私が承諾し、それが精神安定剤となって、落ち着いて2期の試験を受け・・・その後、やはり、多額のお金が必要と分かって・・・(嘘を言うことが最も嫌いな)父から「(お金がなくて私立の医学部にもやれないので、もしも落ちたら、3浪も)仕方ないなあ、頑張るしないが・・・」と言わせてしまったことです。
 今でも、そう言わせた自分が、残念で無念で思い出すと、ジーンと来ます。
 しかし、幸いに、2期校に合格していて、3浪せずに済み、それから留年することなく、国家試験も一度で合格して、今に至っていますが・・・。
 大学教養2年間終了の時、満単の110単位(語学25単位修得)を(全て実力で)取って、それを電話口で両親に言った時の嬉しさ、今でも、しっかりと覚えています。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20100222/2

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不正行為・・・

2011-03-04 09:53:39 | Weblog
 難関校京大受験の際、予備校生のカンニングで、世間が騒いでいる。19歳の男子予備校生で、父親が亡くなり、経済的なことで、もう、浪人は出来なく、どうしても合格したいとの思いからの犯行の様だが・・・?以前、精神的にも、悩んでいた感じの人みたいだが・・・?
 ニュージーランドのクライストチャーチ地震での大惨事、内戦状態のリビア情勢などを差し置いて、NHKまでもが、今日のトップニュースとなっていた。マスコミの取り上げ方が、少し、いや、かなり異常かな・・・?!
 つまり、大学入試の時に、携帯電話を使って、カンニングしたとのことだが・・・他の所での不正行為、どうだろうか?!取り敢えず、既に大学生活を送っている大学生の試験では、どうだろうか?
 大学の試験、落とす試験でないので、その多くは、厳しくすれば、6割未満で不合格となるはず(・・・←相撲の世界も、8勝以上だと、落ちませんね・・・)。
 多くの大学で、試験前に、いろんな情報が飛び交い、予想問題集が出ることが多いかな。特に、教養課程では。サークルに入る目的が、試験の情報を先輩から上手く得ることができるからと言う人もいる・・・。前年と全く同じ問題が出題されることもある。肝心な大学での問題の質にしても、採点方法(大学の先生が、答案を何度も見直す何てあるのかなあ?)も、どれだけ客観的になされているのか・・・?!・・・→仏(ほとけ)の○○って感じで、単位を簡単にくれる先生、好意的に受け取られている様だが・・・?!
 高校で全く教わってこなかった教科、例えば、ドイツ語やフランス語などで6割以上取って、単位を取るとなると、正直、大変だ。
 大学の教養部では、一年間が、前期と後期に分かれていることが多いと思われるが、前期が終われば、もう、ドイツ語やフランス語で、ちょっとしたエッセイを読む何てことが行われる。当然、猛勉強が要求されるが、そんな学生、少ないなあ・・・しかし、試験だけには合格・・・→時に、高ゲタ・・・?!
 ある大学生が言っていた、「試験が終わってからが勝負・・・?!」と。(・・・→出題者の所に行き、家庭の事情などを言って、お情けで単位ゲット?!)
 試験の時、人数が多い割に試験室が狭くて、隣りの人との間が狭いので、隣の人の解答を見ようと思えば、見れることもあるかと思いますけど・・・?!
 大学入試は、資格試験でなく、入学できる数が決まっている・・つまり、落とす為の試験・・・→しかも、年に1回だけで合否・・・→これが一番の問題の様に思いますけど・・・!(・・・←世間は、これに付いては、殆ど何も言わない感じですが・・・!)
 資格試験が難しくなって、大学に入学しても、予備校化した感じの所も現実にある(専門学校がそんな感じだが・・・)。人と接する仕事に将来なろうとする人が、大学に入学した途端、いきなり、国家試験の合格率を上げる為に、専門的なことを習い始める何て、少し不自然な気がする。確かに、合格率は上がるだろうが・・・。
 入試で、その人の能力が客観的に全て測られる訳ではない。世の中、ちゃんと数字に出ることよりも、点数に出ないことの方が大切なこと、多いのです!
 コミュニケーション力、共感力、思いやり力、優しさ、好奇心、やる気、協調性、謙虚さ、実行力などは、点数では上手く出せないはず。しかし、社会に出ると、それの方が、大切だなあ・・・?!
 看護師さんだと、笑顔、寛容さ、人間愛、体力なども大切かな・・・?!
 医師の場合だと、(どんなに忙しくても)誰でも読める字がカルテにちゃんと書けること、患者さんの名前がしっかりと覚えられること、退院したら入院のまとめを出来るだけ早く書けること、机の前の整理・整頓で周りに不快感を与えないこと、最低限の身出しなみが出来ていること、患者さんからのお礼のお金を断固として断われる力、MRからの過剰な接待を断固として断われる力、そして、鈍感力、そんな隠れた能力も必要ではないでしょうか?!
 まあ、入試では、確かに、その時点での、その出題問題に対しての出来不出来は、判断できますが・・・?!

*写真は、北海道大学構内で撮ったもの。

http://www.melurix.co.jp/pdf/HPkokushi10(i).pdf
 

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