日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

人生は大いなる暇つぶし・・・

2011-09-10 11:47:00 | Weblog
 エジプトのピラミッド発掘で有名な「吉村作治」氏が、「人生は大いなる暇つぶ」と題して書かれていたのを見たことがある。そのことが、自分の脳裏にずっと残っている・・・。
 そうだなあ、生まれてから今まで、何をしたらいいのか、いろいろ考えてきているけど・・・初めは周りから言われてすることが多いけど・・・その内、しないといけないことはしっかりとして・・・その内、自分のペースでする様になって・・・それをして行く内に、それにどんな意味があるのか何て考える様になって、悩むことになる・・・。
 自分しか出来ない、自分がしないと大変なことになると思うと、休めないし、いつまでも頑張らないといけない感じになるけど・・・その内、体壊して、それで、終わりってこともある・・・!
 実際は、自分がいなくても、それなりに事が運んで行くこと、多い気がしている。自分がするから、他の人がしないってこともある。物事は、永くそこで留まることはまずなく、それなりに動いて行くもの・・・?!
 今月、30日の内、休みを土日祝と取ると、10日もある。つまり、建前は、3分の1は、休みとなっているけど・・・(非常勤の自分の場合は、それと全く逆に、どうせ暇って感じで、土日祝を中心に仕事しているけど・・・)。実際は、ドクターやナースの場合、有給休暇を完全に使い切るのはマレで、50歳を過ぎても当直している人、多い。自治体病院でもこれだから、民間病院では、もっとしんどいだろうなあ・・・?!
 何でそんなに働くのか・・・日本人のそんな仕事中心の生活を見て、アラブの人は、大いに疑問を抱くだろう。家族を大切にし、友達と大いに語らい、今を充分に味わう、そんな生き方の方が、まともでは・・・?! (・・・←それを裏付けることとしてか、アラビア語の動詞には、完了形と未完了形と、大きく2つに分けられているなあ・・・)
 吉村先生は、「お金はないが時間があるという”時間持ち”の方は、お金のかからない知識の為に時間を掛けませんか・・・」と呼びかけている。又、「外国では、盗難、紛失、予想も出来ないことに出くわすことがあります。トラブルは、避けるに越したことはありませんが、遭遇すればしたで、そうした事態を楽しむというか、割り切る余裕も欲しい。そうでないと、外国で暮らすということが土台難しい。今、生きていることが元々オマケなんだと思えば、腹をくだしたり、パスポートやチケットを失ったりするくらい、どうてことないはずなんですがねえ(笑)」と言われる。
 そうだなあ、人生は、大いなる暇つぶしか・・・?!
 昨日(9月9日の21時から2時間半も)「高校生クイズ」があって、最後の決勝戦で、開成高校と灘高校が闘っていたけど、地方地方の強豪を勝ち抜いて、初めの52チームに出るだけでも、凄い努力を強いられて大変なのに・・・あらゆるジャンルの事まで幅広く知識を持ち、分析する力、ホントにスゴイと思いますが・・・
 ・・・(そんな感じでテレビで注目される訳でもないのに)東日本大震災後の今、何度も被災地に行って、人知れず、がれきの処理などのボランティア活動を生き生きとしている若者も、それに劣らず、ホントにスゴイと思いますよ!
 まあ、人生は大いなる暇つぶなんで、どちらもいい体験をしている訳で、優劣付けるべきではないと思いますけど・・・?!

http://www.youtube.com/watch?v=wMRCdGhk_ss
http://www.youtube.com/watch?v=2mfoN9CX7UI 

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北朝鮮とドロー・・・

2011-09-09 09:36:17 | Weblog
 女子サッカーチームの「なでしこジャパン」が、北朝鮮チームと闘って、1-1で、ドローだった。見ていて、北朝鮮の方がいい動きをしていると思いました。疲れている、練習不足、いろんなことが言われていますが・・・目標が、ロンドンオリンピックに出ること(2位までに入ること)で、それを目標にして来ていたので、それなりの成績だったのか・・・?!北朝鮮チームの場合は、勝つと負けるでは、その後の生活、雲泥の差ですから・・・!(共産圏では、将来の年金の金額まで、左右される!どうしても勝たなければいけない為に、ドーピングの問題が起きる?!)
 平幕の力士が優勝すると、次の場所は、殆ど成績が芳(かんば)しくない。理由は、優勝した為に、接待が異常に多くて、それで真剣に稽古したり、しっかりと休む時間がなくなるからとのこと。今の「なでしこジャパン」も、そんな感じかな・・・?!イチローがいい成績が出せるのも、マスコミが日本での様に、追ってこないからかな・・・?!
 まあ、マスコミも、その点を考慮して欲しいですね。世界一になった為に、取材対応に一生懸命で、殆ど寝ることが出来ない状態で、夜も、(不審者から)ピンポンと起こされていては、本来の力、出ないの、当たり前ですね・・・!
 マラソンの宗猛選手の講演を昔聞いたことがありますが・・・その中で、彼は、次の様に言っていましたが、・・・→「オリンピックに出ることばかりを目標に頑張ってきた。それが間違いだった!オリンピックに選ばれることではなくて、オリンピックでメダルを取ることを目標にすべきだった!」と。
 なる程と思いました。人間って、目指すものが低いと、それなりの力しか出ないってこと、確かにありますね。
 今から1年生の看護学生に「発生学」の講義に行くけど、2~3人(1割もいないけど)、講義が始まって直ぐに、午前中と言うのに、コックリコックリしている人がいますね。入学の目的は、一体、何だったのかな?!
 今は、就職難だから、取り敢えず、看護師の免許を取る為に看護学校へ(おまけに、学費が安い学校だから?!)と親から言われて入学している人がいる!しかし、そうであったとしても、講義を受けたり、実習をしたりして、私の道はこれしかない、これが天職だと思う様になって、目覚めてもいいと思うけど・・・。逆のこともある訳だし・・・。


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高校生クイズ雑感・・・

2011-09-08 10:55:42 | Weblog
 恒例の「高校生クイズ」が、明日(9月9日)の民放テレビで放映される。熊本県代表の熊本高校の3人が、しばしば、熊本城をバックにテレビ出ていて、「頑張るぞー!」何て言っていた。
 熊本高校、熊本県下の秀才の集まりって感じだが、全国大会となると、目立たない感じになってしまう(今回はどうかな?)。マスコミは、日本一頭のいい高校はどこか何て、飛躍した報道をしているが、それって、ちょっと言い過ぎですね・・・!
 確かに、それまでの傾向を調べて努力して勉強してきたことに対して、敬意を払えるし、その知識の量の膨大さ、更には、分析力の確かさに驚かされ・・・こんな人が将来の日本のリーダーとなって頑張ってくれるかと思うと、明るい感じになりますが・・・それで、頭がいいとか悪いとかをマスコミがしばしば強調するのは、ゆゆしき問題だと思いますが・・・。
 大学院だと・・・→頭のいい人って言うのは、知識でなく、新しいことを発見出来る人。そんな人も、レントゲンの発見やペニシリンの発見を見ても、偶然に発見することが多いけど・・・(もちろん、それまで、血のにじむ様な努力をして、それなりに素地が出来ていたからこそ出来たことですが・・・)。
 社会人だと・・・→頭のいい人って言うのは、いろんな職場で、その定義はマチマチですね。知識なんて、インターネットを使えば、わんさと出て来ますから。
 あるホテルの支配人、名刺をもらうと、名前をしっかりと覚えて、次に会った時には、いきなり名前で呼ばれるとのこと。(・・・←凄いなあ!)
 ある太鼓チームのリーダー、統制力があり、次から次へとアイデアを出し、曲を次々と創り(←これが、実に凄い)、本人自身も、篠笛・和太鼓演奏が上手。(・・・←凄いなあ!)
 踊りの先生で、今までに500曲以上もの振り付けを創作している。それをビデオに収録して、整理されている。「歌詞の意味を理解し、それを唄っている歌手の姿を思い浮かべながら、それにピッタリ合う振り付けを考える、三位一体ですね。」と言われたが、スゴイですね。(→これが、実際の映像ですが・・・→http://www.youtube.com/watch?v=B_FzE7Q9ZKk
 人生80年の時代、世の中には、未知の世界が未曾有にあり、それを全部味わうことは不可能な訳で、自分なりに体ごと、失敗しながら、試行錯誤を重ねながら、少しずつ味わって行く生き方も、いいと思うのですが・・・。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080906/1
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090905/1
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20100904/1

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野田総理雑感・・・

2011-09-07 12:54:25 | Weblog
 総理が代わって(民主党政権になって3人目)、野田佳彦さん(54歳)になった。自分よりも8歳若い。多くの人にとっては余り馴染みのない人だったけど・・・→今は注目の的。
 野田さん、政治家の家系でなく、それなりに苦労している。貧乏も経験している。好きな居酒屋での払いは、5000円までで、毎月行く散髪代も、1000円?全くの庶民感覚。柔道2段、早稲田政経卒。野田さんの奥さんも普通の庶民感覚で、とても控えめで・・・へそくりが定期60万円あったとか。野田さん、ちょっと太り目で、煙草を吸うのが気になるけど・・・(←アメリカだと、太っていて、愛煙家だと、上に立つ人としては、不適格・・・?!)。
 8月の末に佐伯から天草に帰る時、大分駅で、いきなり(NHK?)大分放送のインタビューを受けた。不意に、心の準備も全くなくてこんな感じでのインタビュー、生まれて初めての経験でした。
 「野田総理誕生、どう思いますか?」って感じで言われたので・・・→、「あまり期待していません!」とまず言った。「どうしてですか?」と言われたので、「国民の目線に立っていないので・・・」と言い、更に、「いっそのこと、今の国会議員、全員に辞めて頂いて、新たに、出直した方がいいと思っているのですが・・・、しがらみが強いの、いい政治出来ないです!」とまで、言ってしまったけど(大分放送だったので、大分県下でこれがそのまま放映されたかどうか、不明・・・?)。
 今は、支持率も高いし、いいスタートだけど・・・この先、どうなるのかなあ・・・今は、(マスコミも含めて、野党などの)周りの支えが一番の問題かな・・・?!
 選挙で選ばれた政治家も、初めは、志高く、ホントに(心底から)いい政治をしようと思っている人が大半とのこと。しかし、それが次第に変わって行く。なしか・・・→いろんなことが上げられるが・・・最大の原因は、次の選挙で再び選んでもらう為に、しがらみが出来てしまうから・・・?!
 官僚も、初めは、メチャクチャ志高く、真剣に日本を自分らの手で変えよと思っている。難しい試験だって・・・→多くの人は、ペーパーで合格したと思っているが・・・→実際は、コミュニケーション力など、実践力を買われて、あるポストの官僚に選ばれているのです!現役の時は、仕事に合わない感じの給料で、深夜まで頑張ることも・・・時には、家にも帰らず、頑張ることも。それが、次第に、国民の目線から離れて行く。なしか・・・財源がないから←今まで、しがらみで無駄な所にお金が使われてきているから←それが阻止できないのは、強いリーダー(政治家)がいなかったから・・・?!(官僚以上に政治家に責任ありそうですね?!)
 まあ、いろんな分析があるでしょうが、そんな政治家を選んだのも、結局は、1人1人の日本国民ですから・・・?!(選挙制度だけでなく、時代に合わなくなったいろんな制度を勇気を持って変えて行く必要がありますね!)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%94%B0%E4%BD%B3%E5%BD%A6
 

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愛愛園で演奏・・・

2011-09-06 14:39:37 | Weblog
 平成23年9月6日(火)の午前10時30分~11時30分まで、熊本県天草市倉岳町の特別養護老人ホーム「愛愛園」で、「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」で独り演奏をしました。
 実際には、10時20分、既に大部分の人が集まっていたので、その時から始め、11時30分ちょうどに終わりました。
 ちゃんとしたステージがあり、音響が良くて、篠笛の音色も良くて、自然体で演奏できました。歌ってもらえたのですが、初め声が小さかったのですが、次第に大きくなり、最後の方の「月の沙漠」では、大きな声を出してもらえました。
 「次に、青葉の笛を吹きます。」と言った時、アチコチから大きな歓声(期待している感じ?)が聞こえました・・・→私にとっては、サプライズの出来事でした。
 又、往復でお世話になったタクシーの運転手さんから、「マイクを使った方が良かったね・・・」と言われました。全くその通りでした。広い会場だと、後ろの方は、マイクがないと聞こえないのです。
 1:篠笛→「さくらさくら」を3通りの方法で演奏。「悲しい酒」などの古賀政男メドレー4曲演奏。テープに入れた「荒城の月」を篠笛二重奏で演奏。「上を向いて歩こう」と「佐伯小唄」を演奏。
 2:盆踊り太鼓→「ばんば踊り」と「河内おとこ節」と「炭坑節」と「きよしのズンドコ節」演奏。
 3:ハーモニカ→「ふるさと」などを演奏。
 4:篠笛→「月の沙漠」と「青葉の笛」を演奏。テープに入れたピアノでの「荒城の月」と共演。
 5:拍子木→「一本締め」。
 6:和太鼓→持ち曲「飛翔」3部構成をバチを3回換えて、演奏。
 職員の方がとても協力的で、機敏に行動されていました。和やかな雰囲気で楽しく最後まで演奏することができ、深く感謝しております。

*写真で演奏道具の説明(今回使用のもの)・・・右から、7本調子の篠笛、8本調子の篠笛、笛の中を掃除する布、盆踊り太鼓のバチ、タスキ、ハーモニカ、拍子木、(最後に打つ)バチ(右から順に使用)、テープ(10個以上)とラジカセ(年の為にコードも持参)

http://www.youtube.com/watch?v=-K0RmoBqVYs(一本締め→飛翔の初め)

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診療雑感・・・

2011-09-05 10:44:30 | Weblog
 沢山の患者さんを診させてもらって・・・→沢山の勉強をさせてもらいました。患者さん1人1人が皆違うので、症状の経過の仕方も、治療に対する反応の仕方も、違います。(・・・←当たり前ですが!)
 薬の副反応(今は、副作用と言わずに、副反応と言う?)、思った以上に多いと思います・・・?!
 自分を例に取ると、(カルシウム拮抗剤の)血圧降下剤でありましたし・・・歯肉炎で歯科口腔外科を受診して、1回でいい抗生剤をもらって服用すると、お腹の調子が悪くなったことなど、経験しています。
 子どもの親御さんから、「抗生物質飲んでから、便が柔らかくなりました・・・」とか、「解熱剤をもらっても、又、熱が上がります・・・」と、しばしば言われてきています。
 抗生物質と解熱剤、子どもに関しては、特に副反応の多いものです。抗生物質で熱が出た子もいました(入院していた子で、親から、薬を入れると必ず熱が出ると言われて、気が付きましたが・・・又、点滴だけで、発疹の出た子も何人かいましたが・・・)。現在使用されている抗生剤も、耐性菌の関係で、昔とかなり違ってきています。(・・・←日本の場合、特に、耐性菌の問題が深刻で、免疫力が低下した患者さんの場合、それに罹患して亡くなるケースもありますが・・・)
 抗生物質は、細菌感染に効果がありますが、子どもの感染症の大半はウイルス感染で、ウイルスには全く効かないので、逆に、あげるとその後の副反応の方が少なからず心配になりますが・・・。(・・・←ドクターにより、使い方、それなりに違いますね・・・)
 日本の場合、解熱剤として、しばしばアセトアミノフェンが使用されていますが、解熱剤にしても、時代と共に変化しています。昔は、バイエルのアスピリンが一番安全だと上の先生から言われて、堅く、永いこと、それを信じていましたが・・・→今は、使えませんね。
 そのアセトアミノフェン、熱さましとして使用されるだけでなく、痛み止めとしても、大人から子どもまで、幅広くしばしば使用されています。が、肝障害が問題になることもあり、量と回数には、注意が必要ですね・・・。で、(解熱鎮痛剤としての)効果としては、根本的な治療でなく、あくまでも対症療法ですね。体が、熱を上げて治そうとしているのに、無理に下げて、治りを遅くしている場合も確かにあるのですが・・・。
 ケースバイケースで、いろんな状況があります。「抗生物質下さい」「熱さまし下さい」「点滴して下さい」「検査して下さい」「レントゲン撮って下さい」「入院できません、毎日通いますので、外来で治して下さい・・・」・・・親御さんの要求も、今は、様々です・・・。
 しかし、結果として、日本は、1億以上の人口を抱えながらも、世界がうらやむ程の皆保険(!)です。しかも、今では、小さな子は、医療費無料って感じの所、多くなっています。日本は、周産期死亡率・新生児死亡率・乳児死亡率で、世界のトップを走っているのです。(・・・←産科・小児科の不採算など、多くの問題を抱えていますが・・・!)

 自分なりの経験から・・・
その1)入院ベッドを持って開業していた時・・・→「今度は、お母さんが付いているので、早く熱が引くはず・・・」とナースが言う。初め信じられなかった。何度も熱で入院している子で、母親以外が介護に付くと、熱がなかなか下がらない。母親が付くと直ぐに下がる。(・・・→小さな子どもでは、母親の愛が、治療上、とても大きいですね!)

その2)入院ベッドを閉じた後・・・→喘息発作でしばしば入院していた子が、(私が不在となったのに、他の医療機関にあまり掛かることがなくなって)発作が起きなくなっていた。(・・・→医療機関依存症って感じになっていたのか?!)

その3)男児は弱い・・・→救急の数も、はっきりと男児の方が女児よりも多い。双胎の男女では、男児の方が直ぐに病気になり、治りも遅いことをしばしば経験しました。

その4)小児救急医療に付いて・・・→1日1回でも、時間を決めて時間外に診れば(佐伯市では、約20年間、20:00~21:00と決めて診ていましたが・・・)、患者さんと上手くコミュニケーションが出来、手遅れになることは極めて少ないと思われます。(・・・←小児科医の資源は限られていますので・・・→受診側の理解と協力、更には、行政の大きなバックが必要ですね!)

その5)子どもがしばしば病気にならない為には・・・→母親を安心させる→子どもが安心する→子どもの免疫力が高まる→治りが早い!(・・・←母親を安心されるには、どうするべきか?これが大問題かも知れませんね・・・?!・・・←医師が難しそうな顔をしていたり、説明が難し過ぎたり、不安を掻き立てる感じになっていると、治りが遅くなるかも知れませんね?!)

その6)売上・・・→私の場合(19床入院設備を持って小児科単科の開業で8年半余)、12月~3月までは、黒字、4月~7月までは、トントン、8月~11月までは赤字って感じでしたが。(・・・←採算を合わそうと思えば、体が壊れるし、体を考えて医療をすれば、採算が合わない・・・当然の結果で、廃院になりましたが・・・)

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演奏雑感・・・

2011-09-04 16:09:19 | Weblog
 演奏者の極意って、一体何だろうか・・・?!(是非、知りたい所ですが・・・)。
 今日(9月4日、日曜)の民放のテレビで、オーケストラの指揮者が、面白おかしく、それぞれの楽器の紹介をしていた。
 その紹介の中で、打楽器のメンバーが、前に出て来て、打楽器を使わなくて、自分のボディーで演奏していた。いろんな難しいリズムに合わせて、会場の人も手や足を使って一斉に音を出していた。この人たちも、音楽に関しては、かなりレベルの高い人の集まりだなあと思いました。
 こんな感じで、演奏者だけでなく、それを見ている人も体を動かして、一緒になって演奏者の演奏を楽しむ、これが最も大切なことではないでしょうか。
 トロントに行った時に、「ブルーマン」の公演を見たが、正に、そんな感じで、会場で偶然に選ばれた人が、壇上に上って、皆の前で演奏者に加わって、演技していた。会場内全体に、テープが縦横無尽に投げられて、ホント、全員が演奏者と一体になっているって感じでしたね・・・(とても盛り上がっていました・・・)。
 ソウルのナンタ劇場に家内と一緒に行った時にも、(一番前の席で見ましたが)野菜を音楽に合わせて切っている包丁が自分の所に飛んで来たらどうしようか何て考えてハラハラしていました。水しぶきは来るし・・・。自分の隣に座っていた人が、演技者から誘われて皆の前に出て、いろいろ演技をしていましたが・・・(自分がしている感じにもなって)これも、最高に盛り上がっていましたヨ・・・。
 老人施設で・・・→「手拍子出来たらして下さい・・・」と言っても反応なし、「一緒に出来たら歌って下さい・・・」と言っても反応なし、全く動かないケースもありって感じですが、しかし・・・→手を換え品を換えって感じで、「篠笛」で二重奏をしたり、ピアノに合わせて演奏したり・・・、「ハーモニカ」で童謡など、知っている曲ばかりを演奏したり・・・、「和太鼓」でいろんなリズムを演奏したり・・・、「一本締め」などしていると、最後の方になると、殆どの人が、反応していますヨ!(・・・→それまで殆ど動かなかった人も、手が動いたり、目が動いたり・・・)。
 次にどんなサプライズがあるのかと、常にこの期待を持たせないといけません(同じものでは、直ぐに飽かれてしまいます!)・・・?!
 まだ、演奏内容、暗中模索、試行錯誤の状態ですが・・・。
*写真は、ニュージーランドのオークランド博物館
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090416/1

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講義雑感・・・

2011-09-03 15:13:38 | Weblog
 どうしたらいい講義が出来るのでしょうか?(・・・←長年の私のテーマですが・・・?)
 医師になって(35年余)、かなりの期間、学生の教育に関わってきています。教育に関わらなかったのは、宮崎県での研修医の時と、大分市の戸次にある病院に勤務していた時だけで、後は、何らかの形で関わっています。その大半は、看護学生の講義ですが・・・。
 忙しい中で、準備をしっかりして講義をしても、それなりに余分に(乳児健診程の高い)収入が入る訳ではない。更には、それで高い評価が公にもらえる訳でもない。アメリカだと・・・→講義の最後に教師が生徒から評価されて、低評価だと、次回御遠慮頂くことになる!(・・・←今の日本の大学だと、学生に対する講義が上手なので、教授会で次期教授に推薦って話、まずないですね・・・?!)
 ・・・が、正直言って、教育には、いろんな魅力があると思います(・・・←数え切れない程!)。
 まず、何と言っても、(日進月歩の時代)自分の勉強になりますね(看護学校の教科書は、医学生の教科書よりも、量が少なくて、簡潔に書かれているので、その分、理解し易い感じに思える・・・)。頭の活性化の為には、とてもいいと思いますが・・・?!
 次に、自分の姿が他人を通して見れます。自分の場合は、講義の終わりに毎回試験をしているので、それで、学生の理解度が如実に把握できます。解り易く説明し、何度も言ってきているので、この事は当然理解出来ているだろうと思って試験に出しても、殆どの学生が出来ていないこともあるし、その反対のこともありますが・・・。(・・・←教育の難しさを感じますが、それなりに、謙虚になって反省することが必要で・・・工夫して変えることで、やり甲斐、確かにありますね!)
 教育では、臨床と違って、直ぐに(社会貢献の)効果が出ません。しかし、自分が生徒に与える影響力、とても大きいと思っています。それが先々、多くの患者さんの為になって行けば、こんな嬉しいこと、ありませんね・・・!
 教える側にちゃんとした教師用の教科書がないです・・・→自分のペースで教えられる・・・→教えるのは簡単だけど、ホントに教えるとなると、1教えるのに10の知識で臨まないと、上手に教えられませんね。
 生徒さん達から学ぶこと、与える以上に多いですよ。鋭い質問があると、ドキッとしますね。今の学生さん、目が肥えていて、確かなものにはしっかりと付いて来ますが、確かでないと分かると、直ぐに離れてしまう感じですね。まあ、それだけ、教育が厳しくなっている感じがしていますが・・・?!
 「(看護)学生の講義何て、看護師の国家試験に合格しさえすれば、それでいいんじゃない。そんなに目くじら立てて頑張る必要ないよ・・・」って言われる人もいますが・・・私は、その意見には反対ですね。
 新内閣様、現場の意見をよく聴かれて、看護教育だけでなく、医学生や新人医師に対しても、確固としたいい医学教育システムを出来るだけ早く構築して下さいね・・・?!(学生生活の大半が国家試験合格率至上主義になっていたとしたら、やはりおかしいですネ)

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残暑まだ厳しいですが・・・

2011-09-03 15:10:51 | Weblog
 暑い。何でも、全国で熊本が一番暑い感じになっている・・・?!地理的に周りが囲まれているからかな・・・?台風の影響はどうなのかな?
 今日は、10:20から(100分間)、発生学の講義だった。久し振りの講義だ。教える時に、感情を入れると記憶に残り易いかなと思って、「神秘的だね・・・」「不思議だね・・・」何て言いながら、ビデオも使って、スライド講義をしているけど・・・。
 原始生殖細胞が、卵黄嚢の所から所定の所に移動して行く。外の器の卵巣の原型もまだ出来ていない感じなのに、精子と卵子が受精して3週間前後で、もう、次の世代の原始生殖細胞がしっかりと出来上がっているのだ。
 初めはそれが女性だと、700万個近くもあるのだが・・・生まれる時には200万個程になり、妊娠可能な年齢になると、その内の30万個程となっていて、その内の500個だけが大きく育つことになる。
 「君たちは、700万個分の1の確率で、生まれている。それに、精子3mlだと、3億匹いるので、700万分の1に3億分の1を掛けると・・・それに、ミトコンドリアを持っていない精子は絶えず生産されているので・・・天文学的数字になるのかな。」
 (残念なことかも知れないが・・・人間が過ちを犯す原因として?)初めに卵子に到達した精子が受精することは、まず、なくて(!)、卵子の殻を破るのに自爆する感じになっていて、その後、(要領のいい、少し元気な感じの?精子が1匹だけ中に入って結合して・・・)何て言っているけど・・・(初めの講義だけあってか)皆、この時は、真剣に聴いていたみたいだったけど・・・(講義の最後に、必ず、試験をしていますが・・・←半分、スライド試験)。
 9月は、発生学の講義が3回、小児科の講義が2回、10月は、統計の講義が7回もあるなあ・・・。
 9月の自分なりの演奏活動は・・・→
1)9月6日(火)・・・天草市倉岳町の特別養護老人ホーム「愛愛園」で「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」演奏(1時間)。
2)9月12日(月)・・・老人施設「きららの里」の恒例の「夕涼みの会」で「篠笛・ハーモニカ」演奏。
3)9月14日(水)・・・天草市の老人施設「本渡ケア・ホーム」で「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」演奏(1時間)。
4)9月15日(木)・・・天草市の老人施設「さわやかランド」で「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」演奏(1時間)。
5)9月21日(水)・・・上天草市の特別養護老人ホーム「南風苑」で「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」演奏(1時間)。
6)9月24日(土)・・・上天草市の恒例の「五橋祭」の「道中踊り」で「盆踊り太鼓」演奏。
7)9月28日(水)・・・上天草市の特別養護老人ホーム「ひかりの園」で「篠笛・ハーモニカ・和太鼓」演奏(1時間)。
 もちろん、平日の夕方からの時間外と土・日・祝の時間外を中心に、非常勤医師として、小児診療も真面目にしますが・・・。

*写真は、佐伯市にある特別養護老人ホーム「はたのうら」で演奏した時のものです。


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テオ・ヤンセン展

2011-09-01 20:08:42 | Weblog
 「テオ・ヤンセン展」が、「大分市美術館」で開催されている。7月9日~9月30日までの70日間も。
 何でも、日本では、東京の次に開催されていて、ビーチアニマルの名前の様に、実際の風でビーチを歩いたのは、日本では、大分だけだとか・・・!?次の会場は、台湾とのこと。
 大分市誕生100年記念事業、大分合同新聞創刊125周年記念事業で、大分に来た・・・。子どもはもちろん、大人が見ても楽しい。
 自分も、8月最後の日曜日(28日)午後、家内と一緒に行った。実際に(風がないので、手動で)動かせてもらって、感激!
 昨年造られた「ビーチアニマル」と、その横にあった「ビーチアニマル」、凄く大きくて、正に、生き物って感じだったなあ・・・(ビックリしました!!)。
 大分市美術館の職員さんが、「こんなに人が集まったこと、初めてですね・・・」と言われていましたが・・・(8月半ばで5万人突破!)。
 まあ、生きてて、こんなモノが身近に見れた何て、幸せですね。
http://www.youtube.com/watch?v=OXdCgW_0H0M
http://www.youtube.com/watch?v=MqT6jB4OyqA
http://www.youtube.com/watch?v=4yhqKK6c5Ic
http://www.youtube.com/watch?v=lMPh_Y9cj6M

http://www.city.oita.oita.jp/www/contents/1305938113215/index.html

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