楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

あじさいの色

2009-05-26 12:14:38 | 季節の花
花によるかもしれないが、大方の場合、花はどちらかといえば全てが咲き揃った満開の時よりもいくつかの蕾が混じっている時の方がより美しいと感じられるように思う。
あじさいにおいては、その色目はブルーが一等美しいというのが、わたしの持論である。
時に微妙なグラデーションで深い青色を発色した神秘的とも言えるあじさいにお目にかかると思わず見入ってしまうこともある。
写真のあじさいは、我が家の玄関先に置いてある、まだこれからという若いあじさいだが、残念ながら色は淡いままでそんなに濃い色には変化しない。あじさいは土壌のpHによって色が変化するというのは知ってはいたが、実はこのあじさいでそのことを思い知らされたのだ。
というのも、今は町村合併で美波町となっている、その頃は日和佐町と呼んでいた地域に車を走らせていた際、道路から見上げた山の中腹に何とも見たことのない鮮やかなエメラルドグリーンのようなあじさいを見つけて、そりぁもう迷わず車を止めてひと枝、ふた枝、頂戴してきた訳です。
挿し木をして、翌年、その山で見た色そのままの色ではないにしろ、どんな色で咲いてくれるのかにか楽しみにしていたところ、まったく似ても似つかぬ平凡でおとなしい白色に近い水色だったので、がぁっかり!!というのがこのあじさいなのだ。
まさか、そこの土をスコップで掘ってもらってくる訳にもいかず、淡い色もそれなりに優しい雰囲気を持ってていいじゃないかと大切にはしているのだが、実は肥料とか土を替えてみるとかで発色を変化させられないかと秘かに実験をもくろんではいるのだ。
子供の頃に洗剤の液をやるとブルーに変わるとかいう噂を聞いたこともあるのだが。
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職場の花植え

2009-05-25 12:41:41 | 日記
 
もうビオラも見苦しくなりかけていて、早く夏の花に植え替えてやらねばと気にかかっている職場のプランタン。
数が多いものだからついつい延び延びになっているのだが、一度にしようとするから“たいそう”なんだと、とりあえず昼休みにいじれる鉢3個分の花を買ってきた。
ジニアとマリーゴールド、ポーチュラカの3種である。
土を干すという手間がかけられないので、再生材も購入し、植え替えの際に一緒に混ぜ込んでやるつもりである。
あと、ベゴニア、インパチェンス、ニチニチソウあたりを追加しよう。
部屋でも外でも花があるのとないのとでは雰囲気が全く違ったものになるよね。
虚子の句に「花の如く月の如くにもてなさん」なんてすごい句があったな。
どんなんや?と思うけど、もひとつ、こっちは分かり易い花の句思い出した。
後藤夜半の「フリージア好きでつくづく黄色好き」というもの。
なんか思わず笑みがこぼれそうになる楽しい句だよね。
ほんとに花はいいなぁ。土いじりも好っきゃなぁ。
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お寿司が食べたい!

2009-05-24 20:24:21 | グルメ
        
という娘のリクエストで今晩の夕食は「寿司一貫」へ。
ブログ用にと食べながら「写メ」したので、我ながら(何だかなぁ)と落ち着かなかったが、それでもやっぱり外で食べられるのは主婦にとって手間がかからずありがたいよね、写真を撮る余裕のあることに感謝、などと言い訳して、自分の食べた分をしっかり撮ってUP。ちょっと恥ずいかも。
娘はつい先日、松山の研修から帰ってきて正規に職員として地元で働き出したのだが、夫もさすがに妻よりは娘の顔を見ながら夕食を食べられることが嬉しい様子で、静かな夕餉のひとときは娘の帰還で一挙にテンションの高いにぎやかな「しゃべり場」に変貌した。
世代の違う人間がすぐ側にいるというのは、娘であれ、何かしら発見のようなものがあり、新鮮である。
この間も娘に甘い夫がいただきもののワインを勧めるとラベルを見て「ツェラー・シュワルツ・カッツか」とスラスラとドイツ語の銘柄を読み上げ、「少し甘いけど、後味がさっぱりしてて飲み易いワ、父さん」などと盛り上がっている。そうか、大学では第2外国語はドイツ語選んでたもんな、読めて当然だが、シュワルツ・カッツが黒猫とはね。
母も「チャールズ」「シャルル」「カール」が英、仏、独で変化する人の名前だってことぐらいは知ってるんだけどね、夫とそんな話はしないもんね。
まあ、いつまでも続かぬと承知はしている親子の蜜月、しばらくは楽しませていただきましょう。
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5月の源氏物語を原文で読む会

2009-05-23 20:21:55 | 
本日は第4土曜日で「源氏物語を原文で読む会」の例会日である。
本日読み解いていったのは、葵を亡くして傷心の源氏が(例によって)女々しく、(出家したいが、忘れ形見の若君や二条院で寂しがっているだろう若紫のことを思えば、それも叶わぬこと・・・)とメロドラマのヒロインよろしく悩む中、六条御息女と文を交わしたりするくだりである。
六条御息女は未亡人とはいえ、前東宮(皇太子)の奥方で、東宮が亡くならずに帝位についていれば、帝の正室となるはずだった女性なので、最高の位とそれにふさわしい教養、趣味を身につけた人間である。当然プライドも高い。
私は源氏と六条の関係においては、源氏の誠意不足が諸悪の原因ではないかと六条に非常に同情的である。
生霊となって恋敵たちを次々と死に追いやる情の強(こわ)さは情の深さに他ならない。
表層では貴婦人の手本としての枠から決してはみ出さない意志の強さを示していても、心の奥底にたぎるような恋慕の情を抱えたあわれな女心を、若い源氏は汲み切れないのだ。今も昔も所詮男性にとって女性は性愛の対象であり、その心情に寄り添ってくれる男性などめったにお目にかかれないのではないかという気がするのだ。
源氏物語では、魅力的なのは源氏ではなく、人間らしい悩みを抱えて、しかし懸命に生き抜こうとする強さを持つ女性群の方である。
写真は友人に京都土産としてもらったハンカチ。
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かぼちゃバッグ

2009-05-22 12:37:03 | 手芸いろいろ
 
今日、職場に持参するものがあってお気に入りのかぼちゃバックに入れてきた。
「もう洋裁止めたから」と友人が譲ってくれた布で、ひと昔、いや、ふた昔前に作った物である。
ガバッと大きく口が開くので、すごくものが入れやすい。
中綿をいれてあるので、ふわふわしてて陶器のような割れ物を入れても安心で、重宝している。
留め具にはビール瓶の栓を中綿でくるみ、布をかぶせて作ったボタンを使っている。
この布、配色が好きなんだなぁ。
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