(バラは「コンテ・ドゥ・シャンボール」⇅ )
2000年に
愛犬のメモリアルも込めて
バラの庭を 作ろうと思った時
大きなテーマが ❝香りの庭❞でしたよ

小さな庭なので
「ダマスク」の香りを メインにしています
(香りは混ざると悪臭になりますからね)
バラの香りには
「ダマスク」「フルーティー」「ティー」「ブルー」「スパイシー」
「ミルラ」「シトラス」などがあります
(個人的には「ミルラ香」は 苦手)

タップリと咲いた「シャルル・ドゥ・ミル」も ↑
鉢でこじんまりと咲いている
「ラ・フランス」も
ダマスク系の強い香りです

(「ラ・フランス」昔の上品なお母様方の化粧品の匂と言われています)

「マダム・アルディ」

(「マダム・ルグラン・ドゥ・サンジェルマン」)

(「シャポー・ドゥ・ナポレオン」)
オールドローズは
「ダマスク系」の香りが多いですね
庭としては
春 秋は 甘くて強いダマスク系の香り
夏場は
もう少し軽くて 爽やかな「ムスク」の香りを
楽しめるように バラを選んできましたよ

(ムスク香のノワゼット系バラ)
それらの事もあって
昔は 道行く方々からも「良い香りねぇ~」と
お声を掛けられる事が多いでしたよ
ところが 近年は
加齢やコロナ禍のせいでか?
「ニオイがわからない」とおっしゃる方が増えました( ;∀;)

(ムスク香の「スノーグース」)
過日 新聞に
「香害を知ってください!」とシャボン玉石けんからの
意見広告が載っていましたが
確かに 人工的な過剰な香りに
嗅覚が衰えている人が増えていると 強く感じますよ
(洋服から人工的な香りがする方ほど
バラを直接匂ってもらっても わからないと言われます⇄若い人でも)
人工的な香りに含まれる化学物質の被害も問題ですし
季節の移ろいや
生きている事を実感したり 喜びを感じる
(危険の察知もする)
嗅覚って とても大切ですよね
近年 無香料の洗剤や柔軟剤や消臭剤を探すのに
とても苦労します
これらの商品を開発されるお方様
無香料の物をもっとお願~い