1981年11月11日の第一次世界対戦終戦を記念日として、平和を願う国は多いが、アメリカでは1954年から呼び名をベテランズデーに変え、ベテラン(退役軍人)を敬う全州共通の祝日としている。この日は各地でベテランズデー・パレード をします。近くの都市でも最近、戦役より帰国し16名の仲間を失っての帰国となったマリンを中心としての帰国パレードを予定しています。しかし先日の帰国時の様子を見ても、もちろん戦勝でもなければ多くの仲間を失っての帰国でしたから、どちらかというと沈痛な面持ちでの帰国でした。さて、パレードはどうなることでしょう。
健康志向の高いアメリカでは日本と同じように低塩食品も話題になっています。自分自身の塩分の摂取を注意していますか?基準によれば、100カロリーあたり200mg以上の塩分を取らないほうがいいようです。お勧め出来る食品では、V8低塩野菜ジュース、低塩テュリスケット、ゲレニューの塩無し麦クリスピ、塩を使っていないクェイカーのセンベイなども良いでしょう。食べるときのヒントとしては、カリュウムが血圧の効果で塩分を中和するのを知っているでしょうか?ポテト、バナナ、ライマ豆やツナなどのカリュウムを多く含む食品を用意しておくことも良いでしょう。低塩食品のトップ8は、1、大麦、2、新鮮な果物、3、塩味でないナッツ、4、黄色のカラシ、5、新鮮な野菜、6、新鮮な鶏肉、7、ノーファットヨーグルト、8、缶詰めのツナ、となっています。
アメリカでも日本の地区自警消防団のように、ボランティアで消防に取り組んでいる郡や町があるのです。こんなボランティア消防団員の減少が深刻になってきています。その理由は、社会の変化として、通勤の長距離化、夫婦共稼ぎ家庭、一年を通しての子供のスポーツ、チェーン店などは働いている人を日中の消防活動に参加させない、などをあげています。また、消防がボランティアで支えられていることを知らない新しい住民の増加。そして厳しい訓練の要請とあまり起こらない大火事や都会での消防士の高い収入なども起因しているそうです。このような背景で、このところボランティア消防士の数は、過去20年で全米で10%近く落ちているのです。そんな事でボランティアとして普通の日に緊急の電話を受け出動できるのは、農家、店主、工場の交代勤務者となり消防署のボランティアは希少価値となっています。
世界で始めての自走式ロボット型掃除機です。製作をしているのは、火星探査ロボットの共同開発にも携わったアメリカ、iRobot社です。ここはMITでロボット工学の権威であるブルックス博士の3人の教え子が1990年に設立した会社です。地雷探査や宇宙探査のDNAをこのお掃除ロボットが受け継いでいるのです。このロボット開発の最大の難関はバッテリーだったとのこと、吸引力を得ようとすると馬鹿でかいバッテリを必要とするため、13年間の開発期間の10年をバッテリ開発に費やしたのです。前方に位置した回転ブラシが大きなゴミを取り除き、吸引していく。残された小さな塵や埃を吸引口が幅1ミリという細く長い吸引装置で吸い込むという仕掛けです。お値段は79800円、お掃除嫌いの私は是非欲しい逸品です。
先週末、海賊に襲われたクルーズ船は、その後逃げるためにコースをインド洋の島に変更し無事にドック入りしました。乗客は攻撃を振り返りながら、高速海賊船がロケット弾を撃ち、ライフル発射攻撃を受けた恐怖を物語っていました。「大変怖かったです。」とフロリダのジョン・ノルさんは語っています。しかし彼女のご主人は、「私達はいつもクルーズに行っていますから、その事件が私達を他のクルーズに変更させるほどではなかった」と言っています。シーバーンスピリットはケニヤのモンバサに向かう計画でしたが、土曜日ソマリアの100マイル沖の法治外水域で武装した海賊に襲われました。クルーズはコースを変更し、高速に切り替え逃げ切りました。海賊船はクルーズ船に乗り移るまでは近寄れませんでした。161人の乗客のうち一人が爆弾の破片で怪我をしました。この後、大部分の乗客はシケルスからシンガポールまでのクルーズを続けるとの事です。
先週金曜日にテキサスの刑務所より脱獄した殺人犯は日曜日にルイジアナで捕まりました。USマーシャルサービスは日曜日、脱走した殺人犯チャールス・ビクター・トンプソンをルイジアナ州シュレーブポートで逮捕しました。その他の詳しい情報は分かっていません。日曜日の朝、マーシャルは彼がどこに潜んでいそうかの貴重な情報を得ました。USマーシャルサービスは彼を連邦逃亡者として10000ドルの賞金をかけました。トンプソンは10月28日に死刑を宣告されており、州の刑務所に移送されるまで、郡の牢屋に収監されます。
バイク旅行記。行く先は、家の近くを通っているR-365(起点三重県四日市市 終点石川県加賀市 全長231.2Km)を北へ北へでした。いつも近くを走っていて、それがどんな所を通っているのかを一度は自分で走って確認したいと思っていました。別名北国街道です。名前が良いですね、なにかしら私の知らない北の国に導いてくれそうなネーミングです。冬の間は閉鎖の峠も、もうこの時期は大丈夫でしょう。家で出発前にざーっとルートを確認しただけで、出発は午前9時です。今日の目的は何処によるでもなく、ただただ楽しく走るのみです。道中には余呉湖、夜叉が池、温泉もたくさんあるのですが、今日はもう純粋にライドを楽しむことです。ひたすら走り続けるだけでした。木之本を過ぎ北陸自動車道を右手に見ながら走る辺りからは車もぐっと減り快適な走りが楽しめました。椿坂峠、栃の木峠ではワインディングもスムースで快適の一語でした。峠の通過記念に頂上で、小さな税金を立って支払ってまいりました。天気予報は晴れでしたが、雲がかなり低くこれは少し雨にあたるかなと心配をしましたが、快適なサンシェードの役目をしてくれました。服装はジャンバーとトレナーでしたが、首もとから入り込んで来る風がどことなくヒンヤリして気持ち良いくらいでした。福井県今庄町に入ったとたん蕎麦祭りの幟が道路沿いにたくさんはためいていて、時刻も丁度お昼時で、通りかかりの食堂で小休止。もちろん注文はおろし蕎麦。でも、お味はまぁまぁの感じでした。その後R365を武生まで直進しR8との合流点で左折し帰路につきました。帰路は、敦賀湾を見ながらトンネルも適度にあるこれもまた快適なライドが楽しめます。敦賀湾が見えなくなったかと思うと次は琵琶湖が迎えてくれる本当に楽しいコースでした。機会があれば武生の先、終点加賀市までを走破したいと思っていますが、私の地図では福井県越前町以北はR365の文字が消えてしまっています。これは、R305との重複を意味しているのだと思いますが、ちょっと不安です。前半のR365は山間のルート、帰路は水辺のルートでライダーを退屈させないツーリングでした。総走行距離は288キロ、帰着は午後6時でした。その夜は夢の中でもワインディングで身体を右に左に揺らしていました。
職場でのモラルハラスメント体験談略称モラハラ(精神的虐待)のアメリカでの現状は、夫婦間のいざこざが裁判沙汰になるのが多いようです。夫婦でありながらも共同で家庭を支えていく気の減少が夫婦のどちらかに生ずると、モラハラに発展していく可能性が大きいようです。よくあるケースは経済的な虐待でしょう。収入を家庭に入れる事に対するいざこざ、「俺は働いて来たお金をこれだけ入れたのだから、あとはお前が何とかしろ」という話など。他には、家庭での役割分担に関するいざこざ、価値観の違いに対するいざこざ等々、ネタは尽きません。身体的暴力には敏感なアメリカでも、精神的な虐待に耐えている人はまだまだ多いようです。モラハラの社会的な認知も今一歩という感があります。
イラク戦争におけるアメリカ軍死者は先週は、20人でした。20歳から上は48歳でした。長期化を示すイラク戦争と犠牲者、そして残された家族をケアするためのボランティア活動も動いています。緑色の制服をきた「ケアチーム」の人達です。その人達は遺族の家に来てテクニカルなサポートをします。チームはイラクから戦死の通知が届くやいなや遺族が生活を支障なくすすめられるように相談にのります。亡くなられた方の同じ位かそれ以上の位の人が、家族に対しての相談を第3者などから情報を聞く前にいち早く動いて対応するとのことです。
この国の名前を私は全く知りませんでした。カリブ海に浮かぶ(プエルトリコの南東に位置)周囲40キロ、面積は102平方Km(ワシントンDCの0.6倍)です。1995年に始まったスフリェールヒルズ火山の爆発により凡そ8000人とも言える人達が島外(海外)に難民となって出ています。現在はおよそ9300人ぐらいの人が島に残って生活しています。しかし島の生活は火山の爆発もさることながら6月から11月まで続くハリケーン発生もあり自然との厳しい戦いを強いられています。こんな島を私が知ったのは、1997年の11月15日に行なわれた島救済のチャリティーライブからです。イギリス領でありイギリスのそうそうたるミュジシャンが島を救おうと立ち上がってこんさアートを開いたのです。フィル・コリンズ、エリッククラプトン、エルトンジョン等々です。音楽=情熱=エネルギーを感じさせる素晴らしいチャリティーコンサートでした。もっともっと世界に目を向けたいと思わせてくれました。ちなみに2003年の7月より火山の爆発は沈静をしめしています。そう言えば日本の東京都の火山も心配ですが…どうなっているのでしょう。
月に一度の夜市に行きましたら、気温もちょっと高かったせいで多くの人出でした。人が多く集まるところにはいろんな宣伝や目立ちたがりも集まります。昨夜目を引いたのはイラク戦争反対の人達でした。戦争でなくなった方の名前を書いたバナーを道路沿いに何枚も持って立って、道行く人にビラを配り呼びかけていました。そのビラには、「2003年からのイラク戦争のコスト。2000人以上のアメリカ人兵士が亡くなった。30000人以上のイラク民間人が亡くなった。2170億ドルが税金が市民生活の費用から戦争に回されている。アメリカの地球共同体からの疎外。アナタにできることは:議会に戦争撤退の道を探る公聴会を開く事を要求する請願書にサインすることです。」
何でも売ることが好きなアメリカ人で、ガレージセール、ヤードセール、ムービングセールと個人レベルで何時でも、何処でも何かを売っているのです。車を道路脇に置いて「FOR SALE]の看板を立てているのは日常茶飯事です。今回見た売り物は何と思います。お風呂(バスタブ)、トイレ(便器)です。これを家の庭の前に置いていて「FOR SALE]の看板を立てているのです。こんなもの売れるのかいなと、思っていたら、世の中いろんな需要があるのですね。まず最初にバスタブが売れていきました。それから数日するとすっかりみんな売れたようです。凄いですねぇ、日本なら他人の使ったバスタブを、便器に至っては気持ち悪くてと、思ってしまうのですが、売れる買うことがアメリカでは成り立つのですよ。古着をガレージセールで出していて売れるのと共通しているようです。
世の中には本当に映画か小説のようなことが起こるのです。テキサス州ヒューストンでは日中堂々と死刑囚が4人もの監視を通り過ぎて出て行ったのです。金曜日手錠を外し、普通の町着に着替え、偽物の写真付身分証明書をちらつかせて刑務所から出ていったのです。その死刑囚の名前は、チャールズ・ビクター・トンプソンで、罪状は自分の前のガールフレンドとボーイフレンドを殺人した罪です。4人の刑務所の職員にテキサス弁護士協会の事務所で働いているものだと言いながら出ていったのです。彼は外見はとても親しみやすく話もはっきりとするので、このチャーミングな特徴を活かして刑務所を出ていったのではないかと、彼の弁護士が話しています。この事件に関わった被害者は彼の脱獄を聞き報復に戻ってくるのではないかと心配しています。
カラオケの十八番!!この題名だけで、「あぁん、、彼の歌だ」と分かる人は相当なお年(失礼!)か、相当な彼(日活スター)のファンではないでしょうか。彼というのは往年の日活大スターこと、小林旭です。私はもともと彼の歌では「北帰行」とか「昔の名前で出ています」を歌っていたのですが、外国生活の折に彼の新しいカセットテープを日本から買っていったのに、この「五月雨ワルツ」が入っていたのです。望郷の念からかそのテープを擦り切れるまで車の中で聞いたものでした。時折飲んだ折に歌うのですが、あまり知られていない歌ではあるのですが、ファルセットの部分が印象的で、歌ったあとは結構拍手を頂き、一人で悦にいっています。その後いろんな彼の歌を聴いていますが、結構大人を感動する歌を歌っていて、年齢的にも近いせいか、お気に入りの歌手の一人です。
監督のオリバー・ストーンはハリウッドではじめてのNY991映画を手がけようとしています。ストーンは今までも「JFK」はじめ論議を醸す映画を撮影していますが、この映画のプロデューサーはセンシティブな状況だけに気を付けてやって行くことを表明しています。その一人、マイケル・シャンバーグは「タイタニック」や「タワリングインフェルノ」の様な災害映画ではないと言っています。まだ映画の題名は決まっていませんが、先月撮影を開始しています。主演で一人の警察官を演ずるニコラス・ケイジは、国際貿易センタービルの倒壊後22時間後に救出され生き残った役を演じます。この映画は最初の「911スタジオ映画」ではないかもしれません、来年4月にはハイジャックされペンシルバニアの野原に突っ込んだ「フライト93」も公開される予定です。