花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

遠野物語

2009-08-31 21:54:44 | 旅行

岩手旅行・二日目
眼鏡橋を抜けると初めての地、一度来たかった「遠野」でした。
信州の小布施に似た風情の街並みを歩き「語り部」の昔話を聞きに行きました。
方言豊かな話しぶりは、87歳という年齢には見えずお元気でした。「死ぬまで生きる」と言われたことが印象的で、それが元気の源でしょうか。            

少し離れた「遠野ふるさと村」まで足を延ばしました。とても広い場所で曲がり屋など古民家の集落が見られる所では、地元の子供たちが民族衣装を着たまま遊んでいたので「写真を撮っていい?」と聞くと集まってくれて一枚パチリ。
とても可愛い子供たちでした。
一回りして戻ると「早池峰しし踊り」が始まっていて、ラッキーなことにその子たちも楽しそうに踊っていました。林の中には吾亦紅やフシグロセンノウの花が咲いていて、思えば遠野は高山植物の宝庫「早池峰山」の麓にあったのです。一度登ってみたい山でした。柳田国男の「遠野物語」もいつか読んでみたいな。

見たい所が沢山あるけれど、そうだ「かっぱ渕」に寄ってみようと立寄ると、そこはNHKの朝ドラ「どんと晴れ」の舞台にもなった所で、いかにも河童が住んでいそうな綺麗な水の流れの河でした。
                 

陸前高田を経て一路、二日目の宿のある三陸・気仙沼を目指しました。
続きは後日またのお楽しみね・・・



初日・平泉 「炎立つ」

2009-08-31 16:52:57 | 旅行

何年ぶり?何十年振りか? 久しぶりに平泉を訪れました。
夫が中尊寺に行きたいということで宿だけネットで予約し、マイカーの2泊3日の旅を企画しました。
中尊寺は2度目か3度目のはずがすっかり記憶がなく、初めて訪れたように新鮮でした。
毛越寺は印象が強かったのか「池があったな、そうそうこんな感じ」と記憶をたどりながら楽しめました。
まだ8月22日なのに紅葉の先が色づき始めてびっくり、萩の花も咲いていて秋を感じました。
今年は夏が短いというかほとんどなくて、いきなり秋ですね。境内の茶店でいただいた待望の「ずんだもち」が美味しかった。食べ物が美味しいときっと記憶に残るわね。

高橋克彦の小説「炎立つ」の舞台であることを、現地平泉に立ってから気がついたのです。
安倍一族の屋敷跡や戦いがあった衣川の柵など、歴史を感じさせる地名があちこちに残っていました。
泊まった宿からの眺望で遠くに衣川を望み、遠くの山並みを眺めながら、はるか昔みちのくの安倍一族や藤原3代、義経などがこの地を駆け巡っていたのかと想い、生ビールを飲みながら感慨深い一日目でした。