疲れを癒しに温泉へ行こう!
仲良しのいとこ3人と温泉に行きたいね~ 計画は9月には決まっていました。
いとこの一人から家族の健康状態が心配で、温泉へ行けなくなった・・・ と。
2人じゃ寂しいね~ また3人で行ける時にキャンセルすることに・・・ しました。
宿を予約したのは私。
キャンセルする前に、別の旅行好きの友人2人へ打診すると~
「行きたい!」 即刻返事あり、結局友人3人で行くことになりました。
紅葉狩りには遅いかも・・・
当日の天気予報は、何度確認しても雨・・・
でもこの3人、天候にはついているんです。 いつもほとんど降られたことがない。
出発の朝は曇り空だけど、雨はまだ大丈夫。
高崎線から吾妻線に入るころは、紅葉の色も濃くなり、まだ見られるかなと少し期待が膨らむ。
中之条駅に降り立つと、ホームには干し柿が~ 見事に吊るされていました。
こんな光景初めて!
ランチは新そばを賞味し、バスの時間まで街中をゆっくり散策。
夫と来る時はいつも車なので、素通りして気が付かない風景にも、歩くと気が付くこともあります。
有形文化財として登録されている、江戸時代末期の旧家の建物です。
現在まだ住んでいる住宅なので、外だけ見せていただき、横に回り込むと広い庭は黒い板塀で囲まれていました。
白い建物は明治時代初期の小学校で、群馬県指定の重要文化財です。
現在は「歴史と民族の博物館」になっていました。
美術品や沢山の歴史資料の展示の中に、懐かしい教室風景とだるまストーブがありました。
この蓋が開く机で、私も小学生のころ勉強したんです。
バスの時間になったので、教えていただいた停留所で待つと、3人の前に止まったのはマイクロバスでした。 えっ?
ドアが開いて初めて気が付きました。 これが路線バスでした!! びっくり! 沢渡温泉行バスです。
あまり驚いたので、降りる時に写しました。 お客の座席が9席でした。
バスを降りると、温泉宿のマイクロバスがここまで、すでに迎えに来ていました。
そこから4km走ると、一軒宿の「たんげ温泉、美郷館」に到着です。
久しぶりに訪れたお気に入りの温泉です。
宿に到着したころ降り出した雨は、夜には本降りになりました。
渓流沿いの温泉に入りながら、まだ十分に美しい紅葉をめでました。
至福のひと時です。
渓流の音、雨打つ音を聞きながら、お喋りに花が咲き、美味しい夕食にも堪能。
翌早朝、また温泉に浸かった時はまだ雨が・・・
紅葉はまだ美しい姿を残していました。
あと2・3日で終わりでしょうか。 間に合いました。
チェックアウトする時は、すっかり雨は上がっていました。
ね~ 本当に雨降りでも付きがあるんですよ。
折りたたみ傘は持っていましたが、ありがたいことに一度も使わずに済みました。
「日本秘湯を守る宿」のたんげ温泉、もっとひなびた宿だと思っていた友人たち。
宿も温泉も気に入ったようで良かった~ 案内した甲斐がありました。
でもここは車の足があると、やっぱり便利な秘境でした。