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9/30 (火) 続き
新穂高ロープウエイを降りて、再びバスに乗り平湯温泉を経て岐阜側から乗鞍スカイラインで乗鞍岳の畳平へ。
標高が高くなるにつれて紅葉の色付きが増してきます。
もうすぐ畳平、標高が高くなると紅葉している樹林帯を過ぎて、背が低いハイマツの世界になります。
雲が無ければ高山市街地が見えるのかしら。
森林限界がくっきりと分かりますね~ 山頂付近の緑色がハイマツです。
遥か遠くに岳沢が見えます。岳沢の釣り尾根右のとがった峰は前穂高岳、左が奥穂高岳。
その麓は前日散策した上高地。
マイカーでは移動が大変! ツアーバスだと時間制限があるけれど移動はとっても楽ちん。
火口湖の鶴ヶ池、そう乗鞍岳も活火山。
この辺りは乗鞍火山帯に属していて、活火山ランクはCでした。
ちなみに御嶽山はランクBでした。 (富士山もランクB)
ランクAとは、現在特に活動している活火山で十勝岳、有珠山、浅間山、伊豆大島、三宅島、阿蘇山、雲仙岳、桜島等13山が指定されています。
今回の噴火で御嶽山もランクAになるのでしょう。
浅間山などは入山禁止になっているはず、でも特に登山禁止されていなければ火山でも登ってしまうでしょう。
地震予知と共に噴火予知が出来るようになるといいのに。
まだ行方不明者が多数残されているとか、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしています。
畳平の広い駐車場も閑散としていました。 標高は2702mで気温は6.5℃でした、寒い~
はとバスの他に観光バスが3台だけ、もっともマイカー規制で観光バスかシャトルバスやタクシーに乗り換えての入山になります。
たぶん個人の方は取りやめた方も多いのでしょうか。
余談ですが、帰って来てからご近所さんに上高地と乗鞍岳に行ってきたと報告すると「勇気ある、よく行ったわね~」と一言。
言われてこちらが驚いた、乗鞍岳は北アルプス、御嶽山は独立峰、地図で見ると近いようでもかなり距離は離れているのに。
ちなみに小諸近くの実家にお里帰りしていた方も、「大丈夫でしたか」と言われたらしい。
同じ長野県でも広いんですけど・・・
風評被害でホテルや旅館のキャンセルも出ているとか~
乗鞍岳の最高峰は剣ヶ峰(3026m)で畳平からは山頂まで1時間半かかります。
(6人全員それぞれ過去に剣ヶ峰を登頂していました)
ツアーの泣き所、制限時間付きの自由行動なので、一番手頃の魔王岳(2760m)に登り、少しだけ登山気分を味わう。
ちなみに乗鞍岳とは23の峰々を総称して呼びます。
昔から乗鞍は信仰の山、剣ヶ峰には神社も祭られています。
剣ヶ峰に登れば御嶽山3067mが見えるはず。
きっと御嶽山も中腹は紅葉がたけなわだったでしょう。
ランチを済ませて帰路は信州側乗鞍エコーラインを走って松本へ。
畳平を出発するとすぐに県境があり、岐阜県から長野県へ。
乗鞍高原そこはもう松本市でした。
車窓からの紅葉狩り、織りなす錦繍の乗鞍高原を堪能しながら下山。
松本から中央道に乗りひたすら新宿に向けて走る。
疲れて居眠りをしても安心、信頼できるドライバーさんの運転に任せてこっくりこっくり~
途中諏訪湖SAと八王子石川PAでトイレ休憩、夕方6時過ぎには新宿駅に無事到着。
乗務員の皆さんにお礼を言って解散。
私たち6人は来年度の千代の会(いとこ会)の方針を話し合いながらの夕食。
自宅には9時半ごろに戻りました。
来年はいとこ達全員参加型の近場の食事会と、この山好きの6名が元気ならまた秋に登山をしようと言うことに。
来年まで一年かけて、他のメンバーに迷惑を掛けないように、さらに足を鍛えましょう。
目標が出来たので無理しないように励みます。