風薫る気持ち良い季節になりました。
日本からの情報ではハナミズキが咲き終わり、オダマキやぼたんやスズランの花が開花、季節の花々が咲いた便りが届きます。
四季を通じて温暖なLAではあまり季節らしい花が少ないなぁという印象です。
一年中花は沢山咲いているんですけど、いつも同じ花が咲いている咲き続けている印象を受けてしまいます。
そんなLAで季節らしい花と言えば、この季節にしか咲かない「ジャカランダ」です。
この紫色の花を見かけると心ときめいてしまいます。
曇り空では花色自体もくすんで見えてしまう、やはり青空に映える花ですね。
街路樹として見かけることが多いジャカランダ、車の中から写すのは難しい。
たまたまその辺りで信号待ちにかかると嬉しくシャッターを!
すぐご近所のジャカランダは敷地の中に植えられていますが、見上げるばかりの大木です。
花が咲き始めてから開花期が長く、蕾を沢山つけて次から次に咲き続けています。
咲き終わった花は落下して、3cmほどの結構大きな花でした。
桜の花のようにある程度の気温により一斉に咲き出すわけでなく、すでに満開の木があればこれから咲き始める木もあります。
4月から5月にかけて長く咲き続ける訳が分かりました。
種類が異なっているのか、少しずつ木によって開花がずれて長く咲いているように思えるのかもしれません。
ノウゼンカズラ科の花木で葉はシダ類のような細い葉が涼しげです。
関東では珍しい花木、熱海で6月ごろ咲くそうです。
国際姉妹都市であるポルトガルのカスカイス市から贈られた2本の木から。
世界三大花木の一つで、いまでは熱海の初夏を告げる花となっているようです。
また宮崎では群生しているジャカランダが見られるようです。