花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

スペイン紀行⑤

2019-11-19 22:44:19 | 旅行

 11/12(火)

スペイン旅行の6日目の観光はグエル公園へ。

グエル伯爵に依頼されて都市計画の一環として、ガウディが設計し建設が始まったのは1900年。

住宅計画は失敗して公園だけが残り、見晴らし良くモニュメントが楽しい公園です。

モザイク模様のタイルが美しい見晴らし台を下に降りてくると太い柱に支えられています。

 

 

 

子供も大人も楽しめるグエル公園は世界遺産です。

 

 

ガウディがミラ夫妻の依頼で1906年から設計した邸宅のカサ・ミラ。 

裕福層のマンションと言いましょうか、灯りを取り入れる吹き抜けの中庭があり

初めてエレベーターが造られました。

当時は最上階へ行くまでに10分かかったエレベーターです。

曲線が美しい建築物で最上階は博物館になっています。

  

全体像が良く分かる模型は中庭にあります。

 

エレベーターで屋上まで上がり、観光しながら降りてきます。 

 

 

遠くにサグラダ・ファミリアが見えました。

屋上にもガウディらしい楽しいモニュメントがいっぱいです。

 

 

博物館でガウディの作品を眺めながら更に下の階へ。

 

  

ガウディの当時の住まいも展示されていました。

カサ・ミラも世界遺産です。

 

 

未だに建築中で有名なサグラダ・ファミリアへ。 

 

18本の鐘楼のうち完成しているのは8本だとか。

いまだに引き継がれて建築中、いったい完成するのは何年後?

未完の教会も世界遺産です。

 

 全員一緒の観光はここまでで午後は

フリータイムに。

 

フリータイムでバルセロナをブラブラ観光するのも楽しかろう。

悩んだ末、オプションのグエル教会とモンセラット観光に申し込みました。

 

サグラダファミリア近くのレストランでランチ後にバスへ集合しグエル教会へ。

 

コロニア・グエル教会もガウディ作で未完の教会です。

曲がっている太い柱が芸術的な教会の内部です。

 

ステンドグラスもユニークなデザイン。

十字架と花柄をモチーフにしているらしい。 

 

ワイヤーを引っ張ると蝶が羽を広げるように窓が空きました。

暑い夏に風通しを良くするための工夫だそうです。

地元のガイドさんのコネで特別に動かして貰えました。

 

1908年にガウディによって建設が開始。

1914年に依頼者であるエウゼビ・グエイの体調が悪化。

その後の建設指導を後継者に託すも、後継者が建設に消極的な姿勢であった事から、

ガウディ自らがプロジェクトから離脱して未完になったとか。

内部の椅子も含めてすべてガウディの作品です。

現在も地元の教会として使われています。

 

バルセロナでは沢山のガウディの建築物が見られました。 

 

バルセロナの北西に約60km移動して、聖地モンセラット修道院へ。

切り立った岩山が近づいてきました。

たぶんあの山塊のどこかにあるのでしょう。 

高速道から細い切り立った山道をくねくね、気分悪くなりそうな時にようやく到着。

 

モンセラットとは「のこぎりで引かれた山」を意味し、奇岩が連なる風景が

サグラダファミリアのモデルになったとか。

夕方になり風強し寒い。 

 

遠くに見えるピンク色の建物は女性の修道院だとか。

切り立った所にどうやって建築したのか魔訶不思議。

 

登山電車やロープウエーでもモンセラット修道院への足があるようです。

垂直かと見間違うすごい斜度にケーブルカーが上下していました。

まるでエレベーターのようなケーブルかーでした。

上に上がると見晴らしがよいのでしょう。

 

 

 

修道院内部へ。 

 

黒いマリア像の手に触れてお祈りを~

 

細い山道を下る方がバスが落ちるのじゃないかとハラハラしながら怖い。

添乗員さんがいないので、ガイドとドライバーのお喋りが賑やか。

運転に集中して欲しいとみんな思っていたみたいです。

 

どうにか無事に観光を終了してディナーへ。 

 

ディナー後は2連泊のホテルへ。

翌日の帰国に向けて荷造りをして就寝です。

最終日も盛りだくさんの観光でした。