この冬は例年より寒い日が続くような気がします。
特に予定のない日は、午前中はプールで泳ぎ、午後は何か一つでもやろうと決めています。
季節の良い日はたいてい庭に出て、庭仕事。
寒いから好きな庭仕事は出来ないし~ こんな日は手仕事に限ります。
昨年から作ってみたいと思っていた「鍋布団」に挑戦してみることにしました。
節電対策にもなるし、材料は家にあるもので作ってみよう!
ネットで調べると、可愛いのが沢山あります。
自分で作るのは面倒という方には、ネットで注文できます。
私は自分で作りたいので、作り方を調べてみました。
作ったことないので、型紙から作りました。
そして生地は~ 昔のもう着ないコートをリフォームすることにしました。
このコート、もう10年近くもクローゼットの奥で眠っていたと思います。
3年半前に亡くなった親友からいただいたコートなので、捨てる訳にもいかずにいました。
シルクのベルベットで裏がキルティングになっているので、とっても暖かいコートです。でもちょっと重い~
そしていかにも古めかしい~ (I さんごめんなさい)
今時は小さい子からお年寄りまでダウンジャケットやコートが軽くて暖かく大流行。
このコートをリフォームすることに決定しました。
まずボタンとファースナーを外してから、思い切って胸の下辺りから鋏を入れました。
夫がびっくりしてました! 「どうするんだ!」
コートの裾を利用して、鍋ふとんの裾にすることにしました。
この型紙を4枚分取るのですが、コートの胴回りを全部利用するとちょうどいい寸法です。
上の細くなる部分だけを縫うことにしました。
かなり大きめに出来上がりました。
裏も綿も入っているので、縫うところが少なくて、思ったより簡単にできました。
I さんもびっくりしているかな~ でもクローゼットの奥にしまっておくより、返って喜んでくれるかもしれません。
鍋の下に敷くクッションは、背中の部分から取り丸型にしました。
コート前の打ち合わせ部分をスリットにして、片手鍋でも利用できるようにしてみました。
お洒落な刺しゅう入りの生地なので、出来上がりも可愛くて満足です。
おでんや煮物、ブリ大根など、味をじっくりしみ込ませたい時に、火から下ろしてこの鍋布団をかぶせておけば、光熱費も節約になるわね。
そしてコートの袖の部分を切り離して、小さめのポットカバーにしようかと思ったら~
夫が自転車のカバーかな~ とヒントをくれました。 なるほどね~それはグットアイデア!
自転車のアームカバーにちょうど良いわ。手首の部分にひもを通して、腕の部分を折り返して縫っただけで完成。
寒い風の中を走らせても、とっても暖かでした。
これは彼女も自転車でどこでも行動する人だったから、きっと喜んでくれるかもしれません。
午後から夜までかかったけど、鍋ふとんとアームカバーの二つが完成。
今年の手仕事はじめでした。