7/6 (日)
可愛い村テーシュに2泊して、5日目はサースフェーのミシャベルアルプス観光ですが、
テーシュのホテル周辺を散策しようと、早朝明るくなり始めたころカメラを持ってブラブラと~
ホテルから少し歩いたところで、ツェルマット方面を振り返ると~ 山々がとっても美しい~
今日なら朝焼けマッターホルンが綺麗に見えたでしょうね。
出発する日なので、ホテル周辺散策で我慢。
やおら突然走り出した夫、みるみる小さくなり突き当りまでランニング。
山頂付近が朝焼けでピンク色に染まり始めていました。
昔ながらのスイスで良く見かける建築方法の家が、この辺りでたくさん見かけました。
石の柱に丸い石が乗った基礎、これが「ネズミ返し」とよばれている建築方法。
外からネズミが入り込まないように工夫された家です。
このお宅は現在も住んでいますが、穀物倉庫などに良く見られます。
窓辺に花を沢山飾った家々、可愛らしいガーデニングの家もありました。
どこの町や村に必ずある教会、そしてここの墓地も可愛らしい花が沢山咲いていました。
ホテルに戻ると朝食の時間、レストランからの景色がとってもいい感じ。
このアコーデオンを弾いている方が、オーナーさん。
日本びいきの方でヨーデルも歌って下さいました。(写真は初日の夜です)
奥さんが特に日本語はペラペラで、ホテルの過ごし方も初日に日本語で説明がありびっくり。
この景色ともお別れ、4階の窓から素敵な眺めを堪能。
ただしひとつ気になったことが、どこの階も非常口が無かったこと。
私たちは特に4階なので、もしもの時は絶対に逃げ遅れると、不安でした。
不安に思いながらも、疲れてぐっすり寝てしまいましたが。
旅行会社のアンケートにもしっかり記入。
何か事故が起きてからでは遅いので~
どこのホテルや旅館などでもいつも必ず非常口だけはチェックしています。
しかも開けてみて、すぐ開くかどうかもチェックしています。
非常口とスプリンクラーの設置があれば合格でした・・・
さて荷物をまとめてバス移動、サースフェーへ向かいました。
どんな景色が待っているのかと楽しみにしながら~
バスを降りるとこの眺め、ミシャベルアルプスはこんな素敵な山々でした。
ライラックの花もちょうど見頃に。
スイス第2の高峰ドムは4545m。 3つ目の名峰もクリアでした。
渓谷にかかる大きな橋の上が、ビューポイント。
家並みとアルプスがマッチした美しさ。
橋の上で恒例の記念撮影。 渓谷を眺めると私たちの影が、橋と共にくっきりと。 手を振ってみる~
この切り立った渓谷の右側に街があり、そちらに戻って自由散策してくださいと。
あえて夫と私は渓谷の左側の道を行き、上流の橋を探して渡り、ぐるっと一回りしてみることに。
時間がたっぷりとあるので挑戦。
友人二人は添乗員さんお勧めの、右側の街散策へと別行動に。
左の道をかなり歩くと、ホテルが沢山建っていて、中々いいコース。
橋が見つからないので、戻った方がいいかと思いだした頃に、大きな橋が掛っていた。
良かった~ 反対側に渡ることが出来ました。
偶然に上流の大きな橋を渡った道がメインストリートでした。
ミシャベルアルプスの反対側の山々も美しい。 どれも4000m級の山々です。
この辺りぐるっと高い山々に囲まれています。
登山やスキーの基地でもあるけど、スポーツ施設が充実していて、何年か前にサッカー日本代表がここで合宿したそうです。
ロープウエーで展望台に上がったら、いい眺めでしょう。
滞在してのんびりするのに良い村です。
本場の自然の山に咲くエーデルワイスが見たかったけど、まだ少し早いらしく見られなかった~
この立派な大きな花は、たぶん園芸種のエーデルワイス。
これはあちこちで咲いていたけど、もっと可憐な本物のエーデルワイスを見たかった。
教会の広場まで来たので、集合地点はもう間もなくとゆとりで写真撮影。
すると反対側を歩いてきた友人二人と、偶然ここで遭遇。
写真を写そうとしていると、通りかかった欧米人の観光客の男性がシャッターを押そうかと声をかけてきた。
ありがたく4人で写していただく。 屋根の先端まで入るともっと良かったけど・・・
まだ時間があるのでここで再び二人ずつ、別の道をゆく~
迷わないようにね・・・
素敵なホテルや可愛いレストラン、お土産屋さんと街並みが楽しい。
古い登山靴を利用して鉢物が入っていました。
若いころあんな重い皮の登山靴を履いていたなあと、懐かしく~
しばらくブラブラ歩き、そろそろ右に曲がると一回り、集合場所に出るのではないかと~
感があたり難なく、バスを降りた地点に戻ってきました。
村をぐるりと一周、とってもいいコースでした。
(バスの発着所がある周辺に、ネズミ返しの小さな小屋がたくさん集められて、保存されています。)
まだ集合時間の15分前、ライラックが咲く公園のベンチで一休み。
バスの中では飲食禁止なので、ベンチで持ってきた林檎を4等分して頬張る。 疲れたので美味しい~
友人が戻ってきたらすぐ食べられるようにと待つも、中々姿を現さない。
5分前になり、夫はあちこち探しに行くがいないと言う。
どうしたのかな、迷ったのかしら・・・
添乗員さんがバスの前で待っているので、友人が戻って来たかと聞くとまだだと・・・
そして10人ほどまだ戻ってこないと。
時間を過ぎても戻ってこないので、添乗員さんが途中まで探しに行く。
結局みんな一緒に道に迷ったらしい。
でも何か事故でなくて良かったこと。
林檎はこっそりとバスの中で食べて貰いました。
目立たない後ろの方の座席で良かったこと。
サースフェーはのどかな素敵な村でした。
この後ベルンへ向かいます。
続きはまた~ 長くかかりそうな・・・