街に出てみると、若い人たちは、いいものです。
年頃のお嬢さんが、ヘアスタイルやファッション、アクセサリー、化粧に気を配る。
おしゃれな娘はいいものです。
そこに存在する、ただ、それだけで美しいのです。
美しくなることが世の中を明るくしてくれます。
男だってスタイルのいいダンディな奴は、みんなに好かれるし、世の中を明るくしてくれます。
若い人たちは、おしゃれをするだけで綺麗いで、周りを華やかに明るくしてくれます。
でも、中年以降のいわゆる大人たちは、おしゃれだけでは世の中が明るくなりません。
ど派手なチンドン屋的ファッションになってしまう人も多いのです。
「ハリソン・フォードのようになりたいなぁ!」と憧れてシックでラフなファッションにしてみても、お腹が出たり、尻が垂れ下がったりの体形が崩れてしまった胴長短足のおじさん・おばさんでは、おしゃれをすることによって逆に浮き上がってしまい、反感を買ってしまうこともあるのです。
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こうなってしまったら、おしゃれじゃなくて、洒落を繰り出すしかありません。
装いは止めにして、その場に合った気の利いた文句の一つも言って、人を笑わせ和ませるのが粋な大人の味です。
ユーモアにはドライなものからウエットに富んだものまであって、場を和ませてくれます。
でも、往々にして気の利かない文句を並べてしまって、「KYな人」などと言われることも多いのです。
ユーモアには、ブラックユーモアと言うのもあったりして、引けることもあります。
受け手の置かれた立場や考え方の違いによっては、冗談が通じないこともあります。
ジョークが嫌みや皮肉になってしまい、相手を傷つけてしまうことだってあるのです。
洒落臭い(しゃらくさい)ことになってしまいます。
とかくこの世は住みづらい。洒脱な洒落を使いこなしたいものです。
メタボの中年頑張れ!
特に末期中年は、おしゃれにも、洒落にも気をつけましょう!