(↑小石川後楽園 円月橋)
昨日は「遊遊倶楽部」の撮影会に行って来ました。
メンバーの皆さんはお人柄も良いし、心がけも良さそうなのですが、この会は何故か案外と雨に恵まれて(?)しまうことが多いのです。
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飯田橋・1時半の待ち合わせなので、たまには外でお昼でも食べようかと思いましたが、カメラバックを持った「ちょいワル風」のいいオヤジが、サラリーマンやOLばかりのレストランで,一人ぼっちで所在無げにランチを食べている図は、彼女に振られたか女房に追い出されたか、とか思われそうなので、家で食べてから出かけました。
ですから、パソコンの「駅すぱあと」で、約束の時間に余裕を持って15分前に着くよう乗る電車を調べて家を出ました。
待ち合わせは、大江戸線の飯田橋駅です。
JR線で行きましたので、改札を出てから地下に入りました。
飯田橋駅には地下鉄が沢山入っています。
東西線、有楽町線、南北線、それに大江戸線です。
JR飯田橋駅に地下鉄が4路線も繋がっているためか、どの路線も改札口まで遠いのです。しかも、大江戸線は他の路線よりも後で建設されたため、どの路線よりも地下が深いのです。
案内板にしたがって大江戸線へ向かいました。
が、待ち合わせ場所の「C3出口」が見つかりません。
大江戸線の改札口で駅員さんにお訪ねしたら、「C3出口は反対側の改札を出た先で、ここからは行けません。一旦C1出口から地上に出て、歩道橋を渡って下さい」と、案内図のコピーを渡されました。
・・・時間に遅れそうです。
「C1出口」を駆け上り地上に出ました。
ところがそこは未だ、JR飯田橋駅・ホームの、外堀通りを挟んだ反対側の、目の前じゃあないですか・・・
外堀通りと目白通りに、ロの字で架かっている飯田橋の歩道橋は、地上から相当な高さなのです。折り返しの踊り場が付いた階段を駆け上りました。
2月にしては、汗かく暑さです。
職安の角まで、“はあはあ”云いながら歩きました。
外堀通りから職安の角を左に曲がり、次の角を更に左へ曲がったその奥の、こんなところに“駅が・・・”というようなところに「C3出口」がありました。
裏通りから更に横丁に入ったところにある地元の住人しか行かない一杯飲み屋のようなところです。
帰りに気付いたのですが、「C3出口」の頭上にはビルの10階建てぐらいもある巨大な葉っぱ(?)のオブジェがのっかっていました。
多分、判りにくい出口の位置が目立つようにとの配慮とは思いますが、全く意味不明な代物で、今ならきっと、連坊さんから事業仕分けで予算カットされてしまったと思われます。
やっとの思いで待ち合わせの皆さんにお逢いすることが出来たのです。
ちょうど、約束の時刻1時半きっかりでした。
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撮影の目的は、水戸徳川家の上屋敷「小石川後楽園」の梅林です。
水戸の「偕楽園」も梅の名所です。
黄門様は本当に梅が好きだったのですね。
「後楽園」の名は、中国の岳陽楼記(がくろうようき)の「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名づけられたと、パンフレットに書いてありました。
湯島天神の梅も見に行ったのですが、その後雨は、だんだん本降りとなりました。
雨を“憂い”、撮影会の“後”に観梅の酒を“楽”しんだのは、言わずもがなです。