俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『野球賭博』

2010-07-06 11:16:40 | Weblog
5月20日発売の週刊新潮に「琴光喜が野球賭博」の記事で、こと(琴)が発覚(八角)。大関は「全く知らない、信じられない」と全面否定したが・・・

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その後、国民の関心を集めて、うそもバレて大問題に発展して1ヵ月半、昨日7月4日に臨時理事会を開き、特別調査委員会の勧告を受け入れ、大嶽親方と琴光喜が解雇、村山元東京高検検事長を理事長代行に決め、名古屋場所開催という結論がようやく出ました。

野球賭博を行った27人、謹慎する親方11人、野球賭博以外の賭け事をした49人の氏名も公表した。
横綱白鵬まで仲間内花札で謝罪した。

大相撲は、文部科学省スポーツ青少年局競技スポーツ課所管の特例財団法人とのこと、お堅い役所の管轄で仕方の無いことだったのかも知れません。

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浪曲師三代目玉川勝太郎一門の二代目玉川福太郎が講じる徹底「天保水滸伝」全5回を聴きに浅草木馬亭へ行ったのは6年前のことでした。毎回、立ち見は勿論、舞台の上にまで師匠がお客さんを招き入れるという木馬亭始まって以来の大入りでした。

【しかし、残念ながら、師匠は前途嘱望のまま、不慮の事故により61歳の若さで他界されました】

      ♪~利根の川風 袂に入れて 月に掉差す 高瀬舟~

その中に「笹川の花会」という一話があります。
笹川の繁蔵と飯岡の助五郎の利根の川原での出入りの物語はご存知でしょうか?

笹川の繁蔵は千葉県東庄町笹川の大親分で、天保十三年七月廿七日、上州武蔵の大前田英五郎、上州上野の国定忠治、奥州仙台の鈴木忠吉、奥州信夫の常吉、駿州清水の次郎長など天下に知られた親分衆多数が出席して「大花会」を開きました。

又、角力出身の繁蔵は、この笹川「諏訪神社」に角力の神様・野見宿根禰命(のみのすくねのみこと)の碑も建立しました。
「諏訪神社」には「天保水滸伝遺品館」もあります。

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競馬、競艇、競輪、オートレース、宝くじは、公なので問題ありません。
パチンコ、パチスロも出玉を商品と交換後に別経営の交換所で商品を売る形でお金に換えるので法には触れません。

ゴルフは紳士のスポーツだということでチョコレート何枚を賭けます。
ゴルフコンペの馬券、高校野球、麻雀、賭け碁、賭け将棋、花札、トランプ、サイコロ、丁半、ちんちろりん・・・

日本男児と生まれて、賭博、賭け事の類にタッチしたことの無い方などおられるものでしょうか?

親分衆と博打と相撲には切っても切れない歴史があるのです。
今年も「大相撲出羽海部屋笹川夏合宿」が8月9日(月)~22日(日)に笹川「諏訪神社」で行われます。

“大目に見てやりなされ!”