JR成田線の成田駅の一つ手前に酒々井(しすい)駅があり、そこから徒歩7・8分のところに京成酒々井駅もあります。
と云うのは、ここは千葉県酒々井町酒々井なのです。
酒って美味しいですよね。毎晩飲んでも、飽きることはありません。
酒が湧き出る井戸でも欲しくなります・・・「酒々井」はそんな処なのです。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
一杯飲み屋でも、高級料亭だって、最初に飲むのは“とりあえずビールっ”と元気よく注文してから、飲み会が始まるのが一般的です。
「とりあえずビール」は、「羅宇(らお)通し」と云って、お酒や食事を頂く前にビールで咽の通りを良くしておく、と言うのが「酒飲み」の「通(つう)」なのです。
というより、飲み会のメンバーのみんなから何の酒にするかの要望を聞いていたのでは、時間が掛かってしょうがないので、とりあえずビールを頼んで飲んでから、ゆっくりと各人の希望をとるのです。
呑兵衛(のんべえ)は、詰まるところ一刻も早く飲みたいんですよ。
呑兵衛といえば、平手造酒(ひらてのみき=天保水滸伝)、堀部安兵衛、森の石松あたりが日本を代表する“大酒呑み”でしょうか?
大きな徳利をぶら下げている信楽焼きのたぬきもいますけど・・・
酒の種類も様々あるもので、焼酎、ワイン、ウィスキーなどは何処の店でも置いています。
中華料理では老酒が欠かせません。韓国料理はマッコリが・・・
バーやクラブでは、他にもブランディ、ジン、ウォッカ、・・・
呑み方も、お湯割り、水割り、オンザロック、ストレートなどがあります。
バーのカウンターでシェイカーをリズミカルに振る二枚目のバーテンダーが居れば、カクテル一杯で“とろん”となっちゃう娘(こ)いますけど・・・
ああ、そうそう、酒といえば、日本酒を忘れちゃいけません。
呑兵衛にとって、単に“酒”といえば “日本酒”のことですからねぇ。
寒い季節・・・熱燗、上燗(じょうかん)、ぬる燗・・・ 常温や“冷や”好みの方もおられます。
人肌のお燗を指しつ指されつ・・・ 湯豆腐でも突っ突きながら、割烹着の良く似合う色白美人の若い女将と二人っきりで・・・“憧れませんか?ご同輩っ!”
もっとも、この頃、こんな気の利いた小料理屋も見当たりませんが・・・
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
話がそれちゃいましたが、本題に戻りましょう。
名所“酒の井”の話です。
《昔むかし、印旛沼の近くの村に年老いた父親と孝行息子が住んでおった。父親はたいそう酒好きでな、親思いの息子は毎日一生懸命働いて父親に酒を買っていたんじゃ。ところがある日、どうしても酒を買う金がつくれずに、とぼとぼと歩いて家に帰ろうとしていた。その時、道端の井戸から何とも良い香りが「ぷうん」としてきた。井戸の水をくんでなめてみると、それは本物の酒だったんじゃ。さっそく帰って父親に飲ませると、「こりゃうまい酒だ。ありがたい、ありがたい」とたいそう喜んだ。息子はそれから毎日、毎日井戸から酒をくんで飲ませたんじゃ。ところがこの酒は、親子以外の人が飲むと、ただの水になってしまうんじゃな。「きっと、孝行息子の真心が天に通じたに違いない」とみんながほめたたえた。この酒の話しが広まり、村もいつか「酒々井」と呼ばれるようになったということじゃ。》(千葉県酒々井町のホームページ「町名の由来」から転載)
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こんこんと湧きいずる井戸の水を手で掬(すく)って飲んでみました。
“こりゃうまいっ!たまりません” 間違いなくお酒です。大吟醸の高級日本酒です。
嘘だと思うなら、一度訪れてみては如何ですか?
と云うのは、ここは千葉県酒々井町酒々井なのです。
酒って美味しいですよね。毎晩飲んでも、飽きることはありません。
酒が湧き出る井戸でも欲しくなります・・・「酒々井」はそんな処なのです。
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一杯飲み屋でも、高級料亭だって、最初に飲むのは“とりあえずビールっ”と元気よく注文してから、飲み会が始まるのが一般的です。
「とりあえずビール」は、「羅宇(らお)通し」と云って、お酒や食事を頂く前にビールで咽の通りを良くしておく、と言うのが「酒飲み」の「通(つう)」なのです。
というより、飲み会のメンバーのみんなから何の酒にするかの要望を聞いていたのでは、時間が掛かってしょうがないので、とりあえずビールを頼んで飲んでから、ゆっくりと各人の希望をとるのです。
呑兵衛(のんべえ)は、詰まるところ一刻も早く飲みたいんですよ。
呑兵衛といえば、平手造酒(ひらてのみき=天保水滸伝)、堀部安兵衛、森の石松あたりが日本を代表する“大酒呑み”でしょうか?
大きな徳利をぶら下げている信楽焼きのたぬきもいますけど・・・
酒の種類も様々あるもので、焼酎、ワイン、ウィスキーなどは何処の店でも置いています。
中華料理では老酒が欠かせません。韓国料理はマッコリが・・・
バーやクラブでは、他にもブランディ、ジン、ウォッカ、・・・
呑み方も、お湯割り、水割り、オンザロック、ストレートなどがあります。
バーのカウンターでシェイカーをリズミカルに振る二枚目のバーテンダーが居れば、カクテル一杯で“とろん”となっちゃう娘(こ)いますけど・・・
ああ、そうそう、酒といえば、日本酒を忘れちゃいけません。
呑兵衛にとって、単に“酒”といえば “日本酒”のことですからねぇ。
寒い季節・・・熱燗、上燗(じょうかん)、ぬる燗・・・ 常温や“冷や”好みの方もおられます。
人肌のお燗を指しつ指されつ・・・ 湯豆腐でも突っ突きながら、割烹着の良く似合う色白美人の若い女将と二人っきりで・・・“憧れませんか?ご同輩っ!”
もっとも、この頃、こんな気の利いた小料理屋も見当たりませんが・・・
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話がそれちゃいましたが、本題に戻りましょう。
名所“酒の井”の話です。
《昔むかし、印旛沼の近くの村に年老いた父親と孝行息子が住んでおった。父親はたいそう酒好きでな、親思いの息子は毎日一生懸命働いて父親に酒を買っていたんじゃ。ところがある日、どうしても酒を買う金がつくれずに、とぼとぼと歩いて家に帰ろうとしていた。その時、道端の井戸から何とも良い香りが「ぷうん」としてきた。井戸の水をくんでなめてみると、それは本物の酒だったんじゃ。さっそく帰って父親に飲ませると、「こりゃうまい酒だ。ありがたい、ありがたい」とたいそう喜んだ。息子はそれから毎日、毎日井戸から酒をくんで飲ませたんじゃ。ところがこの酒は、親子以外の人が飲むと、ただの水になってしまうんじゃな。「きっと、孝行息子の真心が天に通じたに違いない」とみんながほめたたえた。この酒の話しが広まり、村もいつか「酒々井」と呼ばれるようになったということじゃ。》(千葉県酒々井町のホームページ「町名の由来」から転載)
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こんこんと湧きいずる井戸の水を手で掬(すく)って飲んでみました。
“こりゃうまいっ!たまりません” 間違いなくお酒です。大吟醸の高級日本酒です。
嘘だと思うなら、一度訪れてみては如何ですか?
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