四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

心の病は心の風邪

2016-10-11 12:01:27 | 心の病を患って
『心の病を患って・・・其の拾』

心の病は心の風邪だと思っている。
誰だって風邪をひく。
ストレス社会の世の中。
心の病になる人も大勢いる。
心療内科はいつも満員。

なのに心の病を理解していない人たちもいる。
弱虫、怠け者、いい歳した大人が甘えている・・・。
そんな言葉も耳にした。
悲しかった。でもそれが現実でもあった。

風邪をひかないように予防をする人たちは多い。
マスク、うがい、手洗い、睡眠・・・。
でも心の病は予防しているだろうか。
僕自身はしていなかった。

本屋でこんなキャッチコピーの本をみつけた。
「もうだめだ!と思ったときに・・・、心が折れたら・・・。」
タイトルは忘れた。

もうだめだ!と思った時にはもう遅いのです。
風邪をひかないように予防をするのと同じように、
心の病も予防が必要なんです。

今僕は、あの頃に比べるとよくなっています。
リターンする人たちも多いと聞きます。
だから再発しないよう心掛けています。

武田鉄矢さん率いる海援隊の歌に
『心が風邪をひいたようで』が、あります。
♪ 心が風邪をひいたようです
  でも明日はきっと 微笑んでみせます

無理をしないよう、過ごしていきたいと思っているのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスチェック制度

2016-09-30 11:52:53 | 心の病を患って
『心の病を患って・・・其の九』

労働安全衛生法の改正により義務化されたストレスチェック制度。
資料によると、仕事や職業生活に関して強い不安、悩みまたはストレスを感じている労働者が5割を超える状況にあるという。
仕事による強いストレスが原因で精神障害を発病し、労災認定される労働者が増加傾向だという。

今僕は、このストレスチェックをやってみた。
それなりにストレスはあるけど、まぁ普通の程度かもしれない。
でも4年前の夏にやってみたら、かなり酷い結果になっていただろう。

急に心の病になったわけではない。
ストレスの積み重ね。
心療内科にいく半年前から徐々に症状はでていた。
もうだめだ!と思ったときに医者に行く。
この時点で手遅れだったのかもしれない。

心の病は自己責任か、それとも会社側の責任か。
むずかしい判断。何とも言えれない。

資料に目を通す。
ストレスに対する対処法。
もっと早くからこの制度があればよかったのにと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由という名の不自由

2016-09-28 15:10:19 | 心の病を患って
『心の病を患って・・・其の八』

仕事に没頭していた毎日。
他人からみれば大した仕事もしていなかったけど、
それなりに忙しい日々を過ごしていた。

心の病によるドクターストップ。
会社は休職することになった。
仕事からの解放感。
毎日、好きなことができる。
マイペースで生きていけれる。

自由を手に入れた。
でも、どこか何か違う。
嫌なことが頭の中をぐるぐると駆け回る。
外に出ようとしても一人では怖い。
空を飛びたくても飛べない、鳥かごに入った鳥のようだ。
自由ということは、なんて不自由なことなんだろうか。

新聞を読む。
一つの記事が目に入ってきた。
発言蘭に心の病を患った人の投稿が載っている。

休職して何をやることもない。
何かをやらななければ・・・。
選んだのは四国巡礼の旅。お遍路さん。
自分自身をみつめながらの旅の感想を投稿されていた。

この記事を読んで少し感動した。
そして教わった。
自由ということは、目標を持ってやり遂げるということを・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様からの贈り物

2016-09-26 12:13:28 | 心の病を患って
『心の病を患って・・・其の七』

友人からのメールにこんなメッセージが送られてきた。
「この病気に耐えられる人だけが、神様からこの病気を与えられる」。
文言は少し違っていたかもしれないけど・・・。

神様は僕に心の病を与えてくれた。
僕はこの病気に耐えられるだろうか・・・。

臆病になっていた自分。
憂うつと不安。
自由であるようで不自由。

そんな日々の中でこのメッセージの意味がだんだんと分かってくる。
とても前向きになる言葉。
僕は耐えられる人間だから与えられた。
弱虫なんかじゃないんだ。

そして病気によって多くのことも学んだ。
人のやさしさ、支え合うこと。
感謝の気持ち。
今まで気づかなかったこと、などなど。
これが「神様の贈り物」なんだと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支えてくれる人たち

2016-09-25 17:45:21 | 心の病を患って
『心の病を患って・・・其の六』

自宅で静養をしていた時、
一番うれしかったのは、支えてくれる人たちがいたことです。
家族はもちろん、周囲の人たちが病気を理解してくれて支えてくれました。

「気晴らしにちょっと珈琲でも飲みに行かないか」。
友人たちと話していると心が晴れてくる。
一人ぼっちではない。
孤独でもさびしがり屋でもないんだ。
励ましのメールもたくさんいただきました。
そんな友人たちがいることが僕にはうれしかったのです。

人は一人では生きていけれない。
周囲の人たちとお互い支えあって生きている。
実感としてわかりました。

 ♪一人でとても生きていけない時があったら
   そんな仲間がそばにいたら
   皆で集まろうか いつもの様に 照れくさそうに
   ※吉田拓郎 「友と呼べれば」より
   
これからもいろんなことが起きるかと思います。
感謝の気持ちを忘れずに、これからも支え合って友人たちと生きていきたいと思っているのです。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする