四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

なぎら健壱 『葛飾にバッタを見た』

2016-04-13 11:56:35 | 音楽
今朝の中日新聞を読んいると本当の「豊かさ」ってなんだろうと思ってしまう。
新貧乏物語 非正規スパイラル
「世界でいちばん貧しい大統領」ホセ・ムヒカ」さんの講演詳報
時のおもり 「一億総活躍」に疑問

ムヒカさんは問いている。
「日本人は本当に幸せですか?」

新聞を読んでいてふっと、なぎら健壱さんの『葛飾にバッタを見た』が頭の中に浮かんだ。
歌の内容は、久しぶりに昔の友だちに会ったできごとをコミカルに歌っています。
友だちはボーナスがうん拾万円になったり、
青山のマンションに住んで高級車に乗って高級レストランに行く。
自分は柴又のかたむいたアパートに住み、バイクしか乗ったことがない。
もちろんフォークやナイフの使い方も知らない。

友だちとの格差。
青山にはバッタの一匹もいないだろう。
でも柴又ではバッタの一匹も見られるかもしれない。

一匹のバッタこそ「豊かな心」かもしれない。
新聞の見出しに「本当の豊かさ 考える時」と載っている。

今、本当に幸せだろうか。
この歌を聴きながら、改めて「豊かさ」ってなんだろうと考えてしまった。


コメント
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