今日4月9日はフォークの日。
フォークの神様といえば岡林信康さん。
フォーク界のプリンスは吉田拓郎さん。
フォークの吟遊詩人と云えば友部正人さん。
フォークの哲学者は斉藤哲夫さん。
フォーク界の長老は小室等さん。
一つの時代を作った人たちももうこの世にいない人たちも何人かいる。
高田渡さん、加川良さん、遠藤賢司さん、河島英五さん、
佐藤公彦(ケメ)さん、村下孝蔵さん、NSPの天野滋さん、
かまやつひろしさん、加藤和彦さん、はしだのりひこさん、
山平和彦さん、西岡恭三さん、笠木徹さん、坂庭省吾さん、
忌野清志郎さん、大瀧詠一さん、りりィさん、森田童子さん・・・。
今思い出しただけでもこれだけいる。まだまだいる、名前がでてこない。
みなさん、いい歌を遺して旅立ってしまった。
今、彼ら、彼女らの歌をCDで聴いてみる。
全然色あせていない。
むしろ時代を先取りしたような歌もある。
反戦歌に反体制の歌。
フォークソングは僕たちにいろんなことを教えてくれた。
特に反戦歌。
教科書には載っていない、学校では教えてくれないようなことも
僕よりも一つ上の世代の方々が、フォークソングの歌詞で教えてくれた。
例えば「戦争を知らない子供たち」
多くの人たちはこの歌を知っていると思う。
でも北山修作詞、坂庭省吾作曲の「戦争を知らない子供たち ’83」
戦争の事実を伝えている。
じっくりと詩を聴いていただきたい
戦争を知らない子供達’83 / 坂庭省悟(賢享) by FOLKS
ヒット曲が決していい歌とは限らない。
ヒットしなかったけど、埋もれた名曲、隠れた名曲など多数ある。
それを聴いていた僕たち。
共鳴したり考えさせらえたり、心に響くものがあった。
若いころにそれがあったから60を過ぎた今でも聴いているのかもしれない。