♪なんか なんか いい事ないか
なんかおもしろい事ないかと
夜汽車は 夜汽車は急ぎます
この窓ガラスの向うのくらやみに
なんかがひそんでいると
僕はいつでも 思ってしまうんです
このくらやみを抜ければ
ああこのくらやみを抜ければと
夜汽車は 夜汽車は急ぎます
なんか なんか いい事ないか
なんかおもしろい事ないかと
夜汽車は 夜汽車は急ぎます
日々拡大するコロナ感染者。
政府の対応の遅さ。
愚策な政策。
不要不急の外出自粛。
テレビはコロナ関連のニュース。
世の中は自粛ムード。
♪なんか なんか いい事ないか
なんかおもしろい事ないかと
思わずこのフレーズを口ずさんでしまう。
今の世の中は、暗闇の世界なのか。
コロナの終息は誰もわからない。
この暗闇から抜け出すのはいつのことだろうか。
僕のダイアリー。
3月は予定していたことがほとんど赤でバッテン中止。
4月の予定も中止が多くなってきた。
予定が無くなった休日は古いCDを聴くことが多くなってきた。
URC、ベルウッド、エレック。
フォークファンだったらすぐわかるけど、
フォーク黎明期の今でいうインディーズレコード。
でもフォークブームが訪れてきたらメジャーになったけど。
遠藤賢司さんの『夜汽車のブルース』
フォーク黎明期時代の歌。
エンケンさんの愛称で親しまれた時代を先取りしたフォーク歌手。
俳優の佐野史郎さんは彼の大ファンだったんじゃなかったかな。
でももうこの世にはいない。
癌を患って天国へ。
代表曲『カレーライス』もいいけど
心に突き刺さるようないい作品も遺してくれている。
彼の歌に『僕の歌を聞いてくれるあなたに』というのがある。
歌の中にこんな歌詞がある。
♪あなたが僕の歌を聞いてどう思うと
それはあなたの勝手
不要不急の外出を控え、あの時代の歌をじっくりと聴くのもいいものである。