1970年代、大阪天王寺野外音楽堂で
開催されていた「春一番コンサート」
朝野由彦の名前は僕は知らなかった。
もちろん歌も知らない。
7~8年前友人が持っていた「春一番コンサート」のライブ盤CD。
このCDを聴いて朝野由彦の歌を知った。
収録されている『旅の途中』
♪君が5月の風に出会ったら
よろしくいってたと伝えてくれ
ぼくは今日も旅の途中
手をすり合わせてうたっているよ
地平線の見えそうな広い荒野
まっすぐ伸びるレールの上に
とび乗ったらぼくを見つけるまで
走りつづけたいよ 北海道
ゆきずりの人と話し疲れて
白夜の街をそぞろ歩く
迷ってしまったらゆき場所を
一番星に聞いてみるよ
初めてきいたとき何か胸にジーンと来るものがあった。
それ以来、ぼくはこの歌が好きななってしまった。
このコロナ禍。
医療崩壊一歩手前。
経済衰退。
困窮者増加。
映画、音楽、演劇、イベントなどの相次ぐ中止。
それは文化の衰退にも繋がっていく。
♪5月の風に出会ったら
緊急事態宣言も解除されると願っていたが、
どうやら1か月ほど延長されそうだ。
終息したら青空の下であの時代に心は戻って
フォークソングなど聴きたいね。