1969年11月、第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト
関西地区代表の赤い鳥が『竹田の子守歌』を歌ってグランプリを獲得。
このコンテストには小田和正さんのジ・オフコースも参加。
そして財津和夫さんのバンド、ザ・フォー・シンガーズも参加。
オフコースは2位。財津さんのバンドは6位だった。
「財津和夫 トークと歌のプレゼント」での中で
財津さんがこのコンテストの裏話を聞かせてくれた。
詳しい内容についてはネタバレになりますので伏せます。
赤い鳥の生のステージを見たことがある。
RCサクセションやチェリッシュ、五輪真弓さんなどが集まっての愛知県体育館でのフォークコンサートだったかと思う。
当時は単独ライブではなく数組が出演されてのコンサートだった。
よく言われている「フォーク集会」である。
赤い鳥のステージは迫力があった。
今でもそれは忘れない。
とくに『翼をください』とこの『竹田の子守歌』
ハーモニーが素晴らしい。
財津さんが赤い鳥の練習風景を見て「負けた」と瞬間的に思ったという。
やはりそれだけレベルの高いグループだったのだろう。
今これだけレベルの高いアーティスト(グループ)たちはいるだろうか。
改めて赤い鳥のベスト盤CDを聴いてみるとそんなことも思ってしまった。
『竹田の子守歌』
被差別部落地区に伝わる子守唄を元にしているという理由で、
レコードやCD販売、放送など自粛された経緯はあるが、今は解禁されている。
日本の原風景の歌としていつまでもこの歌は聴き継がれていってほしいと僕は思っている。
赤い鳥 竹田の子守歌
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます