60を過ぎてから僕は、「新しい海の怖さを知った古い水夫」という言葉をよく使うようになった。
新しいことにチャレンジしてみたい。
でも若いころに比べると慎重になってしまう。
冒険もできない。
体力的にも落ちてきた。
若い人たちがうらやましく想うことも多々ある。
逆に若い世代から教えてもらうこともある。
だから若い人たちの考えなど否定もしていない。
昨日の大名行列や山車祭り。
若い世代の参加者が減っている。
見物に来ている人たちも周りを見ると少ない。
刈谷の夏の風物詩「万燈祭」にも言えることだ。
いわゆる祭りの高齢化。
祭は伝統文化である。
若い世代に承継していくことも大切かと思う。
昨日のこどもの日の中日新聞社説。
吉田拓郎さんの『子供に』の一節が載っている。
♪子供よ新しい船に乗り込み
帆を張る新しい水夫であれ
若い世代の人たちよ。
新しい水夫として、祭りに新しい風を吹かせてほしいと願う。
僕たちはもう、古い水夫になってしまったんだから・・・。
ネットで探して読みました。
この記事を書いた方、「吉田拓郎」を知ってますね。
ほんと、そうあってほしいですね。
知っていると思います。
社説だったか、1面の中日春秋だったか忘れましたが
拓郎さんの引退のことや「ah-面白かった」の詩や「イメージの詩」の詩を一部引用した記事もかすかに記憶に残っています。