大阪府松原市にある中学校、松原第七中学校。
ハッキリ言って松原市が大阪のどのあたりにあるのか僕は知らない。
行ったこともない。当然、松原第七中学校も知らない。
でも校歌は知っている。
♪森の緑を 見つめている
鹿のような 瞳きらめき
未来を思えば 心ふるえて
走り出したい 青春ならば
野に咲く花の 好きな人たち
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
海の広さを 泳ぎまわる
魚のような しなやかな手足
悲しみの日々も あることだろう
絶望はしない 青春ならば
魚のような しなやかな手足
悲しみの日々も あることだろう
絶望はしない 青春ならば
野に咲く花の 好きな人たち
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
空の高さに あこがれる
鳥のように 飛んでゆきたい
一人に一つの 生命を抱いて
たった一度の 青春ならば
鳥のように 飛んでゆきたい
一人に一つの 生命を抱いて
たった一度の 青春ならば
野に咲く花の 好きな人たち
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
作詩は中津川フォークジャンボリーを企画運営した歌手でもある笠木透さん。
作曲は笠木透さん率いるフォークグループ“フォークス”時代の仲間であり、
はしだのりひこさんとクライマックスの名曲「花嫁」を作曲した坂庭省吾さん。
3人とも天国に行ってしまったなぁ。
この歌は、当時新設校だったため校歌がない。笠木透さんのファンだった先生が笠木さんにお願いしたそうです。
笠木さんは歌を作るために学校に行ったそうです。
そしたら何もない。
仕方なく生徒たちに集まってもらって対話集会を開いてもらったそうです。
しかし、歌になるような答えはでてこない。
困った笠木さんは生徒たちに言ったそうです。
「この街には、何もないのか」
ある生徒がこう答えたそうです。
「そんなことを言うけど、大人たちはやさしいよ」
こうして歌が生まれていったそうです。
この校歌には笠木さんが提唱する「フィールドフォーク」の理念が含まれているかと思います。
笠木さんは言っています。
「大人の押し付ける校歌だけは作りたくなかった」と。
この校歌を聴くと羨ましいなと思ってしまう。
僕が卒業した中学の校歌、全くといっていいほど覚えていない。
でもこの校歌はきっと心の中に根付くと思う。
笠木透さんファン、坂庭省吾さんのファンはきっと知っているだろう。
またフォーク好きな人たちも知っているかも知れない。
とても前向きな歌。
背中を押してくれる。
辛い時があればこの歌を聴けば元気もでるだろう。
僕も好きな1曲でもある。
一つの学校の校歌としてはもったいないぐらい素晴らしい歌だと思っている。
僕が持っているCD、坂庭省吾トリビューとアルバム「やくそく」
このCDの収録されているのは、高田渡さん、青木まり子さん、大西ユカリさん、茶木みやこさん、
土着民のメンバーや我夢土下座のメンバーたちが校歌斉唱をしています。
フォークファンとしてはとても聴きごたえがあります。
ユーチューブでも笠木透さん率いるフォークスで聴けれます。
興味がある人はぜひ聴いてみてください。
いい校歌だと思います。
(卒業生がうらやましい)
こういう歌はもっとみんなに知ってほしいというのが僕の考え。
いつかかおりさんが歌う「松原第七中学校校歌」をユーチューブで聴けることを願っています。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。