山下達郎さんの「クリスマスイブ」やユーミンの「恋人がサンタクロース」などを聴くとバブリーなクリスマスを思い出す。
1980年代終わりから90年代初頭。
バブルの世の中のクリスマス。
クリスマスの夜は一流ホテルでディナー。
予約をとるのは一年前からでないと取れなかったという。
クリスマスプレゼントはティファニーのオープンハート 。
テレビは「29歳のクリスマス」
山口智子さん、松下由樹さん、柳葉敏郎さんが主演。
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が主題歌だった。
街も華やかだった。
音楽もテレビもすべてが華やかな時代だった。
そんな時代が僕は嫌だった。
バブルとは関係がない。
財布の中は万札が入ってはいなかった。
彼女もいなかった。
12月の予定は何もない。仕事のみ。
手帳はまっ白。
ホワイトクリスマスであった。
華やかでない寂しい独りぼっちのクリスマスだった。
もう、あのような狂乱のクリスマスは来ないだろう。
クリスマスになると僕は必ず聴くアルバムがある。
『ザ・ビートマス クリスマス!』
ザ・ビートマス
スカンジナビアのビートルズのカヴァーバンドである。
CDジャケットは、サンタの格好をした4人が、
ビートルズのアルバム「ヘルプ」のまねをしている。
ビートルズはクリスマスソングを歌っていない。
もしビートルズがクリスマスソングを歌ったら・・・。
こんな感じになるかもしれない。
『ジングルベル・ロック』
ジングルベルの曲をビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」のように
まとめて歌っているところがおもしろい。
The Rubber Band - Xmas! The Beatmas - Jingle Bell Rock
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