四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

森田童子 『さよなら ぼくの ともだち』

2020-12-04 10:03:26 | 音楽
高校生の時、ラジオから流れてきた一曲。
ふと、ラジオの方に視線がいく。
誰の歌なんだろう、何という曲名なんだろう。
聴いていくうちに歌の世界に引きこまれていく。
悲しくなっていく、涙がでそうになる。そんな歌の世界。
DJが言う、「森田童子さんの “さよなら ぼくの ともだち” でした」

レコード屋さんへ行く。
この歌が収録されているアルバム「グッド・バイ」


買ってすぐ自宅で聴く。
『早春にて』から『さよなら ぼくの ともだち』までの全10曲。
暗く悲しい歌が多い森田童子さんの歌の世界。
友人の死をきっかけに歌を作り自ら歌う。
だから森田童子さんの歌には「死」というワードが多い。
じっくりと聴くと何か考えさせられる部分もある。

初めて聴いた高校生の時から月日が流れたある日、
テレビからなつかしい歌が流れてきた。
2ndアルバム「マザースカイ」に収録されている歌、『ぼくたちの失敗』
テレビドラマ「高校教師」の主題歌として注目される。

今、なぜ森田童子?
ファンとして少し複雑な気分でもあった。

訃報を知ったとき、僕は朝から晩まで森田童子さんの数枚のCDを聴いていた。
それが僕の追悼の気持ちでもあった。

寒くなってくると僕はこたつに入って、森田童子さんの歌を聴きたくなるのです。

森田童子/さよなら ぼくの ともだち

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