J1年間優勝はアントラーズ

　Ｊ１の年間チャンピオンを決めるチャンピオンシップで、年間順位３位の鹿島アントラーズが浦和レッズに２－１で勝利し、アウェーゴール数で上回りレッズに逆転して優勝を決めました。

　ホームアンドアウェー方式で行われたチャンピオンシップで、第１戦をホームで戦い０－１で敗れたアントラーズでしたが、第２戦のアウェーで２－１で勝ち、得点数では２－２で並んだものの上記のアウェーゴール数がアントラーズ２に対してレッズは１ということで、年間順位３位のアントラーズが１位のレッズを破って優勝ということになりました。

　なんとも複雑で、レッズサポーターにしてみれば不満の残るものだったでしょう。

　Ｊリーグでは、来季から２期制を廃止して年間通してチャンピオンを決めることになったそうですが、これが一番スッキリとする方法でしょう。

　今回のような下剋上があるから面白いという人もいるでしょうが…。

　簡単に言えば、この方式はＪリーグの観客動員数を増やし増収につなげることが目標ですから、上位争いをしてるサポーターにとっては大変です。

　それに引き換え、来季はＪ２で戦わなければならなくなったグランパス…。

　フロントは、いろいろやってるようですが、１年でＪ１に戻ってこられるような対応ができているのでしょうか？

　新聞報道などによると、フロントと選手間のもめ事は続いているようだし、有力な選手の獲得もあまり上手く行ってないようです。

　トヨタは自動車という機械を作ることでは成功しているかもしれませんが、サッカーはどこまで行っても人間がやることですから、自動車を作る時のような頭で考えた「成功への道」だけじゃ絶対うまく行くはずはありません。

　自社が金儲けするために、傘下企業の部品代をドンドン切りつめて行くような諸行ばかりがお上手な大企業の人たちにフロントを任せておいて大丈夫なのかと不安です。