何だかバタバタしたまま、ちゃんとした議論もなく法案が強行採決されたという印象しかない臨時国会が閉会しました。
与党からも不満の声が上がっていたという入管難民法改正案も首相の思惑通り可決されました。
記者会見で安倍首相は「全国的な深刻な人手不足の中、即戦力となる優秀な外国人材にもっと日本で活躍してもらうために必要だ」(ネットニュースより)と訴えていましたが、その法律の内容は人手不足を(優秀な?)外国人で補うことだけが目的で、不確実な要素が多く実際の対応は省令で決めるという中味のない大きな抜け穴のあるものです。
これで本当に外国人労働者に親切な法律ができたんでしょうか。
現在の留学生制度では留学生とは名ばかりで安い賃金で長時間働かせるという経営者ばかりが目立ち、嫌になって逃げ出してしまうことも多々あるようで、これが本当に解消できるようなことになるんですかね。
人手不足というのは分かるし、特に地方では人が減って地場産業が危機に陥ってることは理解していますが、結局は外国人を安くこき使うことしか考えてないでしょう。
そんな現状をひた隠しにしながら、強行された法律なんて施行後には、今よりヒドイ状況を生み出してしまうんじゃないかなぁ~。
安倍さんは長期在留や家族の帯同が認められる新たな在留資格「特定技能2号」でも、素行や技能など厳しい要件が課されることを念頭に「いわゆる移民政策ではない」(ネットニュースより)とも言ってましたが、多くの外国人が入国してくるということは「移民じゃなくても、移民のようなもの」…。
そんなことならいっそのこと有能な人材を確保するための移民にしてしまえば良さそうなもんでしょうが、自民党内に蔓延る「移民反対」の声に「移民じゃない」と言うしかないんでしょう。
これから外国人が何十万人と日本にやってきますが、今のように低賃金・長時間労働なんて続けてると、それこそ治安が悪化してしまいそうで怖いです。
首相は改憲についても2020年の改正憲法施行を目指す考えを重ねて示した。首相は「それぞれの政党が憲法改正の考え方を開陳しなければ国民は議論を深めようがない」と述べ、主要野党が今国会の憲法審査会で実質的な議論に応じなかったことに不快感を示しました。(ネットニュースより)
日本を大手を振って世界の軍事大国にしようという意図が見え隠れする改憲なんて誰も望んでいません。
教育の無償化をはじめ国民が得をする事項も付加して、一括して「戦争放棄」を弱体化させる改憲にどんな裏があるんでしょうか?
いくら自民党の党是とはいえ、結党当時の党員の多くは太平洋戦争をしてた当時の官僚経験者も多く、進駐軍によって奪われた「戦力保持」を元に戻して、政府の意思を国民の意思と偽って戦争ができる(国防のために)国にしたいという願いが込められています。
そんな岸じいちゃんの意志を受け継ぐ安倍首相に改憲を任せたら、どんなことになってしまうか国民は分かっているのか??
アメリカやロシア、中国、朝鮮半島の人たちとの話し合いのためには、巨大な戦力が本当に必要なのか?
日本の国益を守るために、戦力が絶対に必要だと考え、戦争に参加してでも国益を守りたいという国民はどれほどいるんでしょうかね。
そんな人が多数を占めた時、はじめて「日本国憲法第9条」を見直そうという国民的なコンセンサスが生まれた時だと思うのですが、今はまだ時期尚早ではないでしょうか。
安倍さんは、日本国憲法に初めて手を加えた首相として歴史に残りたいだけなのかもしれないし…。
与党からも不満の声が上がっていたという入管難民法改正案も首相の思惑通り可決されました。
記者会見で安倍首相は「全国的な深刻な人手不足の中、即戦力となる優秀な外国人材にもっと日本で活躍してもらうために必要だ」(ネットニュースより)と訴えていましたが、その法律の内容は人手不足を(優秀な?)外国人で補うことだけが目的で、不確実な要素が多く実際の対応は省令で決めるという中味のない大きな抜け穴のあるものです。
これで本当に外国人労働者に親切な法律ができたんでしょうか。
現在の留学生制度では留学生とは名ばかりで安い賃金で長時間働かせるという経営者ばかりが目立ち、嫌になって逃げ出してしまうことも多々あるようで、これが本当に解消できるようなことになるんですかね。
人手不足というのは分かるし、特に地方では人が減って地場産業が危機に陥ってることは理解していますが、結局は外国人を安くこき使うことしか考えてないでしょう。
そんな現状をひた隠しにしながら、強行された法律なんて施行後には、今よりヒドイ状況を生み出してしまうんじゃないかなぁ~。
安倍さんは長期在留や家族の帯同が認められる新たな在留資格「特定技能2号」でも、素行や技能など厳しい要件が課されることを念頭に「いわゆる移民政策ではない」(ネットニュースより)とも言ってましたが、多くの外国人が入国してくるということは「移民じゃなくても、移民のようなもの」…。
そんなことならいっそのこと有能な人材を確保するための移民にしてしまえば良さそうなもんでしょうが、自民党内に蔓延る「移民反対」の声に「移民じゃない」と言うしかないんでしょう。
これから外国人が何十万人と日本にやってきますが、今のように低賃金・長時間労働なんて続けてると、それこそ治安が悪化してしまいそうで怖いです。
首相は改憲についても2020年の改正憲法施行を目指す考えを重ねて示した。首相は「それぞれの政党が憲法改正の考え方を開陳しなければ国民は議論を深めようがない」と述べ、主要野党が今国会の憲法審査会で実質的な議論に応じなかったことに不快感を示しました。(ネットニュースより)
日本を大手を振って世界の軍事大国にしようという意図が見え隠れする改憲なんて誰も望んでいません。
教育の無償化をはじめ国民が得をする事項も付加して、一括して「戦争放棄」を弱体化させる改憲にどんな裏があるんでしょうか?
いくら自民党の党是とはいえ、結党当時の党員の多くは太平洋戦争をしてた当時の官僚経験者も多く、進駐軍によって奪われた「戦力保持」を元に戻して、政府の意思を国民の意思と偽って戦争ができる(国防のために)国にしたいという願いが込められています。
そんな岸じいちゃんの意志を受け継ぐ安倍首相に改憲を任せたら、どんなことになってしまうか国民は分かっているのか??
アメリカやロシア、中国、朝鮮半島の人たちとの話し合いのためには、巨大な戦力が本当に必要なのか?
日本の国益を守るために、戦力が絶対に必要だと考え、戦争に参加してでも国益を守りたいという国民はどれほどいるんでしょうかね。
そんな人が多数を占めた時、はじめて「日本国憲法第9条」を見直そうという国民的なコンセンサスが生まれた時だと思うのですが、今はまだ時期尚早ではないでしょうか。
安倍さんは、日本国憲法に初めて手を加えた首相として歴史に残りたいだけなのかもしれないし…。