爆発事故の原因はスプレー缶？

　１６日の夜、北海道で起きた爆発事故の原因は、スプレー缶のガス抜き作業後に不動産業者の従業員が湯沸かし器を使ったことが原因だというニュースが流れています。

　この不動産業者では、貸部屋の臭い消しのために消臭スプレーを使っていて、１００本以上のガス抜き作業を行っていたということです。

　以前は、スプレー缶には不燃性のフロンなどが使われていましたが、フロンの使用が禁止されて以降、可燃性のガスが使われています。

　このため以前は、じいちゃんが住んでいる名古屋市でも全部使い切った後に穴を開けて排出する（ゴミ出し）ようにというお達しだったものが、２・３年前に穴を開けないで出すようにと変更されました。

　じいちゃんの家では、前はよくカセットコンロを使ったりしてましたが、電気を使うグリル鍋を購入してからは、ほとんど使っていません。

　あとは、２年たってもなくならない消臭スプレーや殺虫剤くらいです。

　それにしても１００本以上ものスプレー缶のガス抜きを屋内でやってたのは不用心極まりないですね。

　じいちゃんなんて、１本でも庭に出て缶に穴を開けてたのに…。

　専門家の話をワイドショーで聞いたら、スプレー缶のガスは空気より重くて下に溜まるので注意が必要だと言っていました。

　このガス抜き作業を見た人がインタビューに「あんなことしていて大丈夫か？」と話していました。

　それにしても、映像で見た爆発の様子は凄まじかったです。

　１００ｍも離れたマンションのガラスが割れたりもしてましたし、爆発現場の不動産屋は見る影もなく、その上にあった居酒屋さんがそのまま下に落ちるというもの凄さ…。

　４２人が重軽傷を負ったということですが、死者が出なくて本当に良かったです。

　スプレー缶の排出も十分気をつけてしなきゃ～と改めて思いました。