昨夜のドラゴンズは、スワローズと対戦して1-3で負けました。
優勝を狙うチームと下位に低迷するチームでは勢いが違いますね。
ドラは初回に先制点を上げても、それを守り切れず、なおかつその後の得点もなし…。
これでは、負けても仕方ないです。
今は昔となったドラゴンズでの優勝経験投手である山井さんが、昨日の引退試合で先頭打者を三振に仕留めて有終の美を飾りました。
もう10年も優勝から遠ざかっている若いチームメイトたちに山井投手は「馴れ合いの仲良しではダメだ」と言い続けていたそうです。
同じチームに在籍していても、いくら仲良しでも当然選手同士はライバル…、という意識がなければチーム力はアップしていきません。
他球団がチームのライバルなら、同じチームの他の選手はレギュラー争いをするライバルです。
ここ数年、ほとんどレギュラーが定着して、中々新しい顔が見えてこないドラゴンズ…。
若手がたま~に顔を見せても、二軍での活躍を一軍では発揮できない状態で、またまた二軍落ちということが続いています。
昨日のゲームでも渡辺君がフォアボールでランナーに出て、リードが大きすぎたのか、ハタマタ盗塁を焦ったのか牽制でベースに戻り切れずにアウトになってチャンスを潰したり、サンタナの当たりを後ろにそらして3塁打にしてしまった岡林君など、折角の出場チャンスにミスをしてしまう若い選手のなんと多いことか…。
一軍での試合に出場して緊張と重圧があったのは分かりますが、そこを踏ん張っていかないと1軍に定着するなんて無理です。
そこで頼りになってしまうのが経験を積んでるけど調子の出ないレギュラー陣です。
今年のドラフトでは、取りあえず充実していた投手陣の補強は諦めて、打てない野手を補うことが中心の選択希望になりました。
しかし、充実したと言われる投手陣でも、いつ綻びが出るか分かりません。
なんせ野球は、得点を挙げてなんぼのゲームですからね。
投手陣がクタビレテくれば、一気に負け試合が続いてしまいます。
得点をあげられない今年のドラゴンズのような状態も困りもんですが、ドラフトでの偏った選手の獲得では先行き不安です。
ドラフトで大騒ぎされた根尾君や石川君も、中々上がってこれないし、次期監督の立浪さんのような高校生ルーキーが出てくるなんて期待できないですからね。
そして、山井さんとともに引退試合に臨んだ藤井外野手の最後の打席は三振で終わりました。
お二人の今後のご活躍をお祈りします。