日曜日に参議院議員の山口と静岡選挙区で投票がありましたが、山口は自民候補が勝利し、静岡では野党候補が勝ちました。
山口は、なんといっても安倍元首相のお膝元で負ける訳がなく、静岡は岸田新総理が2度も足を運んだにもかかわらず負けてしまいました。
これは、静岡県知事が野党候補の応援に回ったからだと巷での話題になっています。
しかし、自民党の若手議員はものすごく不安になっているでしょう。
何でかというと重鎮たちが押し切って総裁にした岸田さんは、選挙の顔として存在感が薄かったということですから…。
一国の総理より県知事の方が人気があることが、この選挙で分かってしまったのですからね。
今回の衆院選で野党はこれまで相入れなかった共産党とも手を組み、候補者の一本化を図ってきました。
自民党が頼りにする公明党は、自民党と意見が違うことも多く、今回の選挙演説でも代表の歯切れが悪いし…。
この静岡の結果で政権交代という野党の悲願に近づくかもしれません。
しかし、じいちゃんは、いくら野党共闘で候補者を一本化したとはいえ、意見の相違が多い野党相乗り政権には不安があります。
一番いいのは、自公と野党が伯仲する議席数になることかなぁ~。
自公政権が10議席くらいの議席差で政権を担えば面白いかも…。
しかし、こんな状態では国政が定まらないという歴史もあるし、どうなったらいいんでしょうか。
一番いいのは、自公政権がこれまでのような独断的な官邸主導の政治を展開しないで、しっかりと国会で野党と議論を重ね、国民にとって最良の選択をしてくれること…。
そうしないと、日本丸は沈没してしまいそうだから…。