今季のプロ野球セ・リーグのゴールデングラブ賞にドラゴンズの3選手が選ばれました。
投手で柳君、1塁手でビシエド君、外野手で大島君の3人です。
今年は5位に沈んでしまいましたが、守備面では3選手がセ・リーグで一番光ってたということになります。
柳投手は、普通なら10勝以上挙げていたと思いますが、味方打線が超不調で7回1失点でも負け投手になるなど可哀想なシーズンになってしまいました。
1塁手のビシエド君は昨年に続く連続受賞、外野手の大島君は、まあ順当な受賞と言えるでしょう。
守備では、そこそこの力を出していたドラゴンズナインですが、勝てない理由はただ一つ、打てなかったこと。
立浪新監督は、打てる打線を実現するために選手を厳しく育てると意気込んでいます。
投打のバランスが良くなければ、勝てる試合も勝てないということが全選手に浸透したかどうかは分かりませんが、秋のキャンプでは、みんな必死に取り組んでいたようです。
守って勝つ野球より、打って勝つ野球の方が面白いに決まってますが、守備が脆弱ではやっぱり勝てません。
よく打って、よく投げて、よく守る、そんなチームに勝利の女神はほほ笑んでくれるのでしょう。
来季は、立浪監督のもとでぜひとも優勝、悪くてもAクラスを目指して頑張って欲しいもんです。
グランパスでは、残念なニュースが入ってきました。
MFのシャビエル選手が契約満了で退団するというものです。
苦しい時期のグランパスを支えてくれましたが、今季はコンディションが悪く出場機会が減っていたので残念ですが、仕方ないことなのかもしれません。
来季のACL出場を逃してしまい、有望選手の移籍があるかもしれません。
来季奮起して、優勝または3位以内を確保すればACL出場といういくら選手がいても厳しいチーム状況に置かれてしまいます。
トヨタ流の生産効率ばかりを重視した強化体制を抜け出して、将来を見据えた補強をして欲しいと思うのですが、ケチくさいド田舎の大企業がバックのグランパスというチームに、特にフロントにそんな志のあるスタッフはどれだけいる事やら…。