今朝の新聞やワイドショーでは、政治家や官僚絡みのゴタゴタで一杯の報道が行われていました。
まずは、岸田内閣が行おうとしている18歳以下の給付金問題…。
当初は、現金とクーポンで行うとしていたものを多くの批判の声が上がって、自治体の判断で「現金一括」「現金とクーポン」「現金の分割給付」という3つの中から選ぶことになりそうです。
政府がクーポンに拘ったのは、昨年の給付金で現金が貯蓄に回ってしまったことで、中々経済を押し上げる糧にならなかったから…。
貯蓄に回るということは、国民の多くはそれほど経済的に困窮してなかったということで、お金を持ってる人にまでバラマキ的にお金を配った施策が失敗だったということでしょう。
じいちゃんなんかは、この不労所得をアッという間に使いきってしまいましたが、ばあちゃんはもしかしたら貯金に回していたかもしれません。
やはり、本当に困っている人にだけに給付金を配布した方がよかったのかもね。
今回の場合でも、子どもたちのためにというのは分かりますが、別段困っていない人まで配る必要はないのかも…。
ガタガタ方針が変わって、実際の業務に当たる自治体の人たちは困っています（「国が早く決めてくれないから」と不満タラタラです）。
そして、国交省の建設工事受注動態統計に関わる二重加算の問題。
これなんて会計検査院の指摘で発覚し、さらに検査院の手が入ったからと都道府県に提出させていたものを国交省の役人が引き続き内部で処理していたことも明るみに出て、その理由が「急に金額が減ってはおかしいから…」という誠にお役人らしいいい訳に驚きました。
もう一つは、森友問題に絡み自殺した赤木さんの賠償請求を裁判ではなく国が和解金を支払うことで解決という結果になり、赤木さんの奥さんが「ふざけるな」と憤慨しています。
奥さんとしては、なぜ旦那さんが自殺しなけりゃいけなかったのか、その真相を知りたいという一点で起こした訴訟なのに「カネを払えばお終い」ということになり、真相解明は闇に葬られてしまうことになったからです。
国には、知られてはいけない何かがあったのでしょう。
それは、再度首相の座を狙ってるという安倍元首相に配慮したからではないのか？
自民党や彼らを支援する人たちには、都合のいい話でしょうが、多くの国民はそれで納得できるんでしょうかね。
まあ、日本の政官界は、腐りに腐っているということなんでしょう。
