北京冬季五輪についてバイデン大統領が「外交的ボイコット」を表明してから数日、カナダやオーストラリアなどが同様に政府高官を出席させないと表明しています。
さて、岸田総理はどんな判断をするのでしょうか。
今朝のニュースでは、橋本聖子東京五輪・パラリンピック組織委員会会長と柔道の山下康裕JOC会長を出席させることになりそうだという話が伝わっています。
東京五輪の際に、中国から出席したのが山下会長と同格の人物で適任と判断されたようです。
まあ、どっちの顔も立つからという日本流の事なかれ主義を優先したのでしょうね。
ことほど左様に、給付金問題でも、ワクチン早期接種開始にしても、国民の批判を浴びないような方策を取っているように見えますが、実際のところは現金給付に制限をつけたり、上手く行ってるのかどうか分からんオミクロン株の水際対策(オミクロン株に感染した帰国者が毎日入国している。対策は追い付いているのか?)に脅威を抱いて実施するという裏事情が浮き彫りになって、結局なんやかやと反発の声が上がっています。
決めたことをガンガン手前勝手に推し進めていくのもどうかと思いますが、批判の声などに怯えて、方針がガタガタ揺れる姿はなんともみっともない。
現金給付なんていい例で一見、全額給付もやりますよと言いながら、それを実施した自治体に補助金を出さないとか、4ヶ月でクーポンの準備ができなきゃ~ダメとか制約をつけて、結局5万円分はクーポンじゃないと現実的には無理な制度設計にしようと企んでいます。
誰が、こんな手を考えているんでしょうかね。
まあ、東大卒の頭のいい財務省の官僚なんかが考えているんでしょう。
これじゃ~、国民の声を聞くという総理の理念から随分外れた話になっています。
明確な指示が出せないか、自公で決めたことを覆せないのか、どっちかでしょうが、相変わらず野党の言うことや首長、引いては国民のことなんて考えてもいない永田町の論理にしか添えない内閣だということが分かってきました。
そう言えば、G7外相会談でイギリスに行ってる林外相が、昨日の夕方のニュースでカナダのジョリー外相と会談する姿が流れていましたが、このジョリーさんが金髪でとてもキレイな女性…。
まあ、映像は会談での挨拶風景や最初の言葉を交わしたぐらいの所だけでしたが、林さんは終始ニヤついた表情で、最初の肘を合わせる挨拶はジョリーさんも笑顔でしたが、イスに座った後はニヤつく林さんに緊張したのか、下心に気付いたのか、何だか硬い表情で対応していたのが印象に残りました。
欧米の外相は女性が多い中、日本は相変わらず海千山千(もちろん国内だけだが…、外交では何の役にも立たん)のおっさんが現れて、何だか世界から取り残されているようでガッカリしてしまいました(今回の会談では約半分が女性のようです)。