ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

辺野古工事、最高裁で県敗訴

2023-09-05 09:26:29 | 日記
世界一危険と言われる米軍普天間飛行場を名護市の辺野古沖に移設する工事で、当初問題にならなかった軟弱地盤があることが判明し、この改良工事を巡り、設計変更を拒む沖縄県と何としても着工したい国交省との裁判の判決が昨日最高裁で出され、沖縄県が敗訴しました。

いつまで不毛な議論をしているんだろうと、遠く離れた名古屋に住んでるじいちゃんは思ってしまうのですが、地元の人たちにとっては大問題だという事は理解できます。

沖縄県としては、国外に移籍してくれというのが当たり前の話ですが、沖縄以外で台湾に一番近い基地がグアムというアメリカとしては、どうしても移設の基地は台湾に一番近い沖縄に置きたいという話です。

アメリカにおんぶに抱っこの日本政府としては、沖縄内に無理やりでも移設したいし…。

まあ、そんなこんなで政府寄りの最高裁では5人の裁判官全員が沖縄敗訴に手を挙げたようですね。

日本が戦争に敗けて沖縄は一時アメリカに属し、復帰後もその流れのまま普天間基地は留め置かれ、基地周辺は住民の生活の場となって、危険な場所になってしまいました。

いろいろと問題はあるでしょうが、一番なのは沖縄復帰と同時に米軍基地もなくなればよかったのに、世界戦略でトップを目論むアメリカ政府は、そんな条件を飲むはずもなく、今日に至っています。

多くの住民が住む日本の小さな島に戦闘機や爆撃機などが日夜飛び交う空軍基地があるというのもおかしな話です。

中国やロシア、北朝鮮が危ないからと米軍頼りの政策を実行してきた日本政府の有り様にも問題はあるでしょうが、それがあったから日本国民は戦後80年近く平和ボケが問題になるほど幸せな生活を享受できてきたことも間違いありません。

だからと言って、今軟弱地盤で危険な飛行場を簡単に造ろうというのも???です。

それなら、どうしたらいいのか?

「周辺国との問題を話し合いで解決して、みんな仲良く暮らそうよ」というのもおバカな考えです。

ロシアのプーチンさんも中国の習さんも、北の金さんも「俺が、俺が」で統治してきて、下手すりゃ~自分がやられちゃうから先手を打って脅したり暗殺したりしてきたから、自分が国内でしてきたことを振り返ると他の奴も同じことをするだろうという疑心暗鬼に囚われて、彼らから見たら危ない周辺国を自分のものにしようと企んでいるんでしょうね。

その煽りを受けて移設される辺野古基地に、沖縄の人たちが反対するのは当たり前でしょう。

兎に角、反対する勢力に対して、金で解決するという日本政府の昭和と変わらぬやり方に腹が立ちます。

住民といくら話し合っても反対は反対で仕方ないから、何もせんより訴訟で解決という新手の手段で解決を図る…。

これでは基地が完成した後に大きな問題を抱えることにもなるでしょう。

そのいい例が福島第一原発の事故で安全神話が崩れて、今では処理水の海洋放出さえ大問題…。

原発事故は起きないと言ってた政治家たちはみんなあの世に行ってしまい、現役の政治家が割を食ってるという構図です。

でも、先輩の功績を受け継ぐ現役世代は「彼らは失敗した」とも言えず、以前と同様に金での解決ばかりを考えています。

すべての責任問題は時間が経つほど有耶無耶になって、今や誰が悪なのか分からなくなってしまいました。

一番なのはアメリカとの同盟を解消し、中国や北朝鮮と仲良くすることでしょうが、そうすると今度はアメリカに滅茶苦茶に虐められるということになるし、中国や北朝鮮が日本を取り込んでしまおうと襲ってくるかもしれないから、それもできんことでしょうね。

本当に、情けなく八方塞がりな我が国です。
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