中小企業の社長さんで、こんな経験はある人、いませんか?
ちょっと生意気、問題行動あり。謙虚さなし。世の中で自分が
一番エライと思っている若者^-^従業員。
腹立ちますよね・・・。
ある日、堪忍袋の緒が切れて・・・
「明日から来なくていい!」と、つい言ってしまった・・・。
敵もさるもの、奥底では喜んでいますよ。そして、大抵、こう言います。
「わかりました」
荷物たたんで、とっとと出ていきます。そして二度と出てきません。
そして、次なる行動は2パターン。
1、内容証明郵便で慰謝料または解雇予告手当を請求してくる。
2、労基署へ行って不当?「解雇」を訴える。
慣れてる方は、1がダメなら2に進む、というパターンもあったりします。
読者は、これを「解雇」と思われますか?
大抵の方が間違って認識しているのですが、これは「解雇」ではありません。
使用者の「明日から来なくていい」という「退職の勧め」に対し、
「わかりました」と言って、本当に出てこなくなるのは、
労働者側の「同意・承諾」です。
当事務所のホームページ「退職、解雇とは?」に書いてあります通り、
使用者の「退職の勧め」に対し、労働者側が同意したのですから、
これは、立派な「勧奨退職」。解雇ではありませんので、お気をつけて。
従いまして、使用者には解雇予告手当の支払い義務はありません。
間違って、従業員さんから請求されるままに「解雇予告手当」を支払ってしまった・・・
なんていう方、おられませんか?
ま、過去のことは済んでしまったこと。明日のことだけを考えましょう。
そんな従業員さんでも必ず「いいところ」を認めて、伸ばしてあげてください。
そんな暇はない? ま、ものは考えよう。怒りの炎を燃やすより、
少しでも「いいところ」を見つけてあげると、こちらも嬉しくなりませんか。
はい、これ、私自身の経験談でもあります。
怒るより、褒めろ。
最近、特に気を付けていることなんです。
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