大澤朝子の社労士事務所便り

山登りと江戸芸能を愛する女性社労士が、
労使トラブル、人事・労務問題の現場を本音で語ります。

木〇さんは小〇さん!? 本当は怖い?年金番号のお話。続編

2012年12月12日 00時56分07秒 | 公的年金等

木〇さんは小〇さん!?


前々回の”本当は怖い? 年金番号のお話。その3”で、この手の話は

もう終わりにしようと思っていたのですが、少しばかり好評? でしたので

終わりにしないことにします。

ずいぶん前ですが、本当にあったお話です。

今日は、「年金番号」のお話ではなく「漢字」のお話。

 

<登場人物>

〇社労士のA子

〇総務のB子さん・・・A子の顧問先でC社社員

木〇さん・・・C社に入社した人(何度か転職している)

〇旧社会保険事務所の窓口の人

 

社労士のA子は、C社の社会保険等の手続きを代行しています。

ある日、C社のB子さんに呼ばれ、新入社員の社会保険手続の依頼を受けました。

A子は、B子さんから新入社員のデータや年金手帳を受け取り、

普通に、旧社会保険事務所に行って、「健康保険・厚生年金保険被保険者

資格取得届」を提出しました。その中に、新入社員の「木〇さん」の手続きも

含まれていました。

 

何日か経って、A子の事務所の電話が鳴りました。

C社のB子さんからです。

B子さん木〇さんの健康保険証が届いたのですが、字が間違っていますが。」

A子「本当ですか! 申し訳ございません。すぐに参ります!」

A子は、すぐにC社に走りました。

見ると、健康保険証の氏名が「」になっているのです。

ちゃんと、履歴書通り「木〇」と書いたのに、なぜ・・・。

年金手帳だって、氏名欄、「木〇」じゃない、なぜ・・・。

A子は、すぐに健康保険証を預かると、その足で旧社会保険事務所に走りました。

 

続く。

 

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