木〇さんは小〇さん!?
前々回の”本当は怖い? 年金番号のお話。その3”で、この手の話は
もう終わりにしようと思っていたのですが、少しばかり好評? でしたので
終わりにしないことにします。
ずいぶん前ですが、本当にあったお話です。
今日は、「年金番号」のお話ではなく「漢字」のお話。
<登場人物>
〇社労士のA子
〇総務のB子さん・・・A子の顧問先でC社社員
〇木〇さん・・・C社に入社した人(何度か転職している)
〇旧社会保険事務所の窓口の人
社労士のA子は、C社の社会保険等の手続きを代行しています。
ある日、C社のB子さんに呼ばれ、新入社員の社会保険手続の依頼を受けました。
A子は、B子さんから新入社員のデータや年金手帳を受け取り、
普通に、旧社会保険事務所に行って、「健康保険・厚生年金保険被保険者
資格取得届」を提出しました。その中に、新入社員の「木〇さん」の手続きも
含まれていました。
何日か経って、A子の事務所の電話が鳴りました。
C社のB子さんからです。
B子さん「木〇さんの健康保険証が届いたのですが、字が間違っていますが。」
A子「本当ですか! 申し訳ございません。すぐに参ります!」
A子は、すぐにC社に走りました。
見ると、健康保険証の氏名が「小〇」になっているのです。
ちゃんと、履歴書通り「木〇」と書いたのに、なぜ・・・。
年金手帳だって、氏名欄、「木〇」じゃない、なぜ・・・。
A子は、すぐに健康保険証を預かると、その足で旧社会保険事務所に走りました。
続く。