曽野綾子さんの著書に書いてあった事に、大きくうなずいてしまいました。
それは、人の「老人度」を計る術に「くれない病」という現象から計ってみると良いらしい。
それは、1日に何回「○○さんは~をしてくれない」と口にするか回数を数える事。
何回も「くれない」を口にするようなら、年齢は若くても「老人度」は上がってしまうという事。
歳(とし/よわいとも読む)を重ねると、誰かが自分にしてもらえる事を、無意識に当たり前のように思ってしまい、「くれない」をつい口にしてしまう。
これでは、年齢を重ねてきた意味が無い!。
自分が他人に対して何が出来るかを意識して生きていくのが正しい老人の姿ではないだろうかと、本の中に書かれています。
私は仕事柄、高齢者の方とお会いする機会が多いので解りますが、病気に依存する高齢者は確かに多いのが現状。
病気から抜け出せた人は、人を使わず自分が動きますし、行き過ぎた「制度」に甘えようともしません。
歳を重ねて行く時に、病気になるのを待つような生き方ではいけません。
体を整備し、自分に出来る事を考え行動するのが「くれない病」に掛からないようにする最良の方法。
将来の日本に蔓延しない為に、私が出来る事を考えて生きていく事にします。