世界で最も「薬」が身近にある国は日本だろう。
街に薬局は必ずあり、安価で買え、おかげでちょっとした症状はすぐに治まってしまう。
有りがたい事だが、簡単に治まってしまうから薬に慣れてしまっている感がある。
薬に慣れてしまい、本当は休まないといけない状態でも、薬の効果によって頑張れるようになり、体を酷使する事になる。
また、栄養素をゼリー状にしたものや、ドリンクにした物を違和感無く体に入れる事にも警告を鳴らしたい。
人間の口から入れるもの、皮膚に塗ったり貼り付ける物に、違和感無く受け入れられる国民は日本がダントツであろう。
昔の薬は、自然の物をブレンドする「漢方薬」だった。
味はマズく、「薬」の雰囲気があり、とても「食品」と同じ感覚には慣れなかったはず。
日本人の「薬」に対する感覚。
少し考え直す時期にきていると思う。