NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02008年003月024日(月)

2008-03-24 | 休み
テレビ東京の夜中の映画枠、「シネ・ラ・バンバ」で先週放送されてた
「亀は以外に早く泳ぐ」を録画していたのを思い出して、見てみた。
その劇中でそこそこの味を出すラーメン屋さんというのが出ていた。
人気が出て、目立たぬように、かといって潰れては困るのでそこそこの
味をがんばって作っているというラーメン屋さん。


日曜日、家族で以前から気になっていたモツ鍋屋に行った。
今風の少しおしゃれ目のモツ屋さん。よくチェーンである風の定型オシャレ。
つまりはそれはオシャレではないのだけれど、多分、一応オシャレなんだろう。
メニューもオシャレと言うか、奇をてらっているメニュー。王道ではない。

確かにその気をてらったメニューに引かれて、その店に足を運んだのだけれど
あまり美味しくなかった。地どりがあったのだけれど、今まで食べた地どりの
中で一番地どりのようではない味で。歯ごたえがあるというより硬く、
鳥の味も薄い。それを凄いまずい寒露醤油で食べるという。旨くない。

目玉のモツ鍋も脂ばっかりのモツでかなりヘビー気持ち悪くなるほどに
重い後味で、あまり箸も進まずあんまり食べれず、代わりに頼んだ
焼き鳥は小さいながらにそれなりだったけれど、やっぱりそれなりで
何だかげんなりしてしまう後味だったので、そうそうに店から退散した。

帰り道、その店のそばの商店街の惣菜屋さんでは閉店間際のタイムセールの
叩き売りが。叩き売られていた焼き鳥をちょっとした興味と食欲から
買ってみた。焼き鳥三串で300円。あんまり安くは無いけれど
まぁ。高くも無いので買ってみた。家に帰って食べてみたら、上手かった。

それも普通に旨かった。地どりがどうこう、鳥の味がどうこうという味では
無かったけれど、普通のブロイラーなんだろうけれど、スーパーで売ってるような
べしょべしょした焼き鳥では無くて、鶏臭くない普通に美味しい焼き鳥だった。
不味くは無くて、むしろちょっと美味しい寄り。普通に美味しかった。


普通に美味いことってやっぱり難しいのかもしれないとか思った。
地どりを買って来て、炭火で焼けばそれなりに美味しい焼き鳥は出来る
だろうけど、ブロイラーであれだけ普通に美味しい焼き鳥って実は凄い
のかも知れない。奇をてらっても旨いものを出してくれるところもあるけど。