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新世紀エヴァンゲリオン vol.12

2010-04-02 | 休み
出るのが4月過ぎだと思ってたら何故か3月31日だった。でも公式には4月3日発売。奥付も4月3日。1巻が出たのが95年…15年で12巻って…第1巻を買ったのは中1だったなぁ。結構探さないと置いてなかったコミックも今じゃどこの書店でも平積みって凄いな。


新世紀エヴァンゲリオン


貞元コミック版は当初からテレビアニメ版とは少し違う物語ということだったけれど、連載が即効でテレビアニメに抜かれてからはよりその傾向が強くなり始めてた。なので一般的に多い映像化に単純に追い抜かれた原作という位置づけからは逃れ始めていたけれど…あんまりにも長い連載と休載で辟易。95年に連載開始で、旧エヴァが終わったのが97年。そして今2010年。あと5年で作品世界と同じになっちゃう。(『ヱヴァンゲリヲン』は西暦設定を廃止)

今じゃエヴァと言えば『ヱヴァンゲリヲン:新劇場版』なわけで、”アニメ版と異なる展開”という売りすらも今やどちらかといえば貞元版ではなく、新劇場版の売りなわけで。当初は当時の絵コンテを再利用し映像的に再構築する(なので当初はrebuild of evangelionだった)だけだったはずが、途中から物語的にも再構築するものに。だからこそ『序』のDVD販売以降、『破』公開以降の盛り上がりだった。

エヴァにはテレビアニメ版・旧劇場版を総合した「旧エヴァ」、貞元義行コミック版「貞元エヴァ」、『序』・『破』・『Q』からなる新劇場版三部作の「旧エヴァ」の3つの種類が存在することに。個人的には貞元さんは止め画の人でマンガの人ではないなぁとは思う。一枚絵ではこれほども魅力的な絵を描き、色センスも良いのに、マンガになった途端にパースペクティブがおかしくなったり、画に動きがなくなってしまう。殴るシーンとか本当に下手だと思う。


ちょっと前にネットで貞元版の衝撃的な展開が張られていたのを忘れてた。連載追ってないので、コミックス版が初見。展開が微妙に違って、しかも微妙なくせに衝撃的。そしてゲンドウにしてもミサトにしてもネームが多いので、良く言えば分かりやすく、悪く言えばかなり説明的になってる。でも格好良い画だ。ラストあたりのミサト良すぎ。そしてまた旧劇とはディティールが微妙に違ってる。そして『スラムダンク』後半みたいにネームの無いコマが増える。



であっという間に読み終わる。面白いかと問われれば、そういう類ではないような。ようやく終わりそう。『Q』公開直前くらいに終わるんじゃないだろうか。というかコミック版もループ設定というか、パラレル設定とかだったら良いのに。『Q』公開前にPS3版出ないだろうか。

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