先週の金曜日に『吾輩は主婦である』が最終回を迎えた。最初は大期待の中、毎日家に帰ってきてはHDDに録ったビデオを毎晩見ていてけど、「何か違う」という違和感からもっぱら僕は録り貯めるだけになり、家族だけが見ていた。
何か違うという感じた違和感は、工藤脚本の強引さとか突飛さとかが普通のドラマの時間、夜9時とか10時とかに見れば、新鮮だったけれど昼のあの時間帯のドラマとしてはそれほど突飛でも強引でもなかったこと。
あと重量があったこと。野中英次のマンガのように一こま一こまの情報量が多くて、30分見ただけで結構お腹いっぱいになる。でも一回30分じゃ足りない。工藤脚本の独特のグルーヴ感は30分、正味20弱では足りない。録り貯めて、CM抜いて週末にまとめて見てこそ、満足できるような気がする。
投げちゃった人は一回まとめて見るべき。漱石が乗り移ってからのエピソードを見るべき。
あと漱石が乗り移ってからの方が断然面白く、プロローグなみどりさんのままの時のエピソードはあんまり面白くない。それがいけなかったのかな。
漱石つながりで毛一つ。否、もう一つ。漱石のお孫さんの夏目房之介さんが「トリビア」に出演なさったそうで。事前にブログで告知なさっていたので、知っていたのに、あぁそれなのにすっかり録画を忘れたいた。飲みだったし。YouTubeに無いかな、鼻毛の話。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます