旧作とは異なり、『新劇場版』は制作委員会方式をとっていないため(資金調達を自前で行なわなければいけない反面、権利はマルッとカラーのもの!)、儲ければ儲かっただけつぎ込むことが出来るらしく、儲かれば儲かるほどクオリティーを上げられるよう。少なくとも人は突っ込める。しかもクオリティに満足出来なければ、配給権も自前なので延期も自由自在。延期は嫌だけど、『春エヴァ』の二の舞になるよりは全然良いし。
資金調達、制作、配給(一部クロックワークスだけど)まで全部やったってのがすごい。公開館数はしかも何だかんだで120館。テレビ局系映画とかと比べると、120は少ない公開館数だとは思うけれど、東宝でも東映でも松竹でもワーナーでもないインディーズといって差し支えのない会社がいきなりと、考えると120館はとてつもない規模に思えます。
話題づくりのためのフリーペーパーの発行もカラー。そのフリーペーパーの「EVA-EXTRA」なんかは箭内道彦さんが風とロックを作って、「風とロック」を発行しているのに近いかも。部数限定のフリーペーパーを発行しつつ増刊を普通の雑誌のように販売するところとか。違うのはフリーペーパーが大赤字かどうかという点だけかも。これは情報のコントロールもしてたということで、結局公開までリーク無し。
プロダクト・インプレースメントに関しても、前作ではパロディでしかなかったのが各企業にファンがいたことで次々と実現したそうです。話題作りなど商業的な理由もある一方で作品へのリアリティの導入というのもあるということでその熱意は並々ならぬものがありそうです。そういった商品の導入に加えて、これまでになかった現実の導入が目立っています。
飲料や食品のパロディやアルピーヌ・ルノーくらいの前作での現実の存在感はさほど大きく、プロダクト・インプレイスメントにしても『序』からすでに行われていっため驚きはないですが、今作ではそれに留まらず昭和歌謡まで導入されています。それどころか童謡まで使用されるという現実導入。演出から要請なのでしょうが、それも含めて宮台が指摘してた主観性から客観性の転回という指摘が見事に的中してる感じです。
これも全て今まで金儲け、搾取といわれながらもガイナックスが途切れることなくエヴァを露出してきた成果なんだろうなぁ。リニューアルDVDしかり、ゲームしかり、パチンコしかり。ただそのデメリットとして、声優さんがたはかなりそういった製品への参加に、特に粗製乱造の色が強いゲームなどには否定的なニュアンスの発言が目立つようになってしまいましたが。
資金調達、制作、配給(一部クロックワークスだけど)まで全部やったってのがすごい。公開館数はしかも何だかんだで120館。テレビ局系映画とかと比べると、120は少ない公開館数だとは思うけれど、東宝でも東映でも松竹でもワーナーでもないインディーズといって差し支えのない会社がいきなりと、考えると120館はとてつもない規模に思えます。
話題づくりのためのフリーペーパーの発行もカラー。そのフリーペーパーの「EVA-EXTRA」なんかは箭内道彦さんが風とロックを作って、「風とロック」を発行しているのに近いかも。部数限定のフリーペーパーを発行しつつ増刊を普通の雑誌のように販売するところとか。違うのはフリーペーパーが大赤字かどうかという点だけかも。これは情報のコントロールもしてたということで、結局公開までリーク無し。
プロダクト・インプレースメントに関しても、前作ではパロディでしかなかったのが各企業にファンがいたことで次々と実現したそうです。話題作りなど商業的な理由もある一方で作品へのリアリティの導入というのもあるということでその熱意は並々ならぬものがありそうです。そういった商品の導入に加えて、これまでになかった現実の導入が目立っています。
飲料や食品のパロディやアルピーヌ・ルノーくらいの前作での現実の存在感はさほど大きく、プロダクト・インプレイスメントにしても『序』からすでに行われていっため驚きはないですが、今作ではそれに留まらず昭和歌謡まで導入されています。それどころか童謡まで使用されるという現実導入。演出から要請なのでしょうが、それも含めて宮台が指摘してた主観性から客観性の転回という指摘が見事に的中してる感じです。
これも全て今まで金儲け、搾取といわれながらもガイナックスが途切れることなくエヴァを露出してきた成果なんだろうなぁ。リニューアルDVDしかり、ゲームしかり、パチンコしかり。ただそのデメリットとして、声優さんがたはかなりそういった製品への参加に、特に粗製乱造の色が強いゲームなどには否定的なニュアンスの発言が目立つようになってしまいましたが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます