やっとこくりだしたV(・◇・)V

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受験してきました・・・

2010年11月08日 19時53分46秒 | 日記てきな

昨日は、西方町総合文化体育館で開催された栃木県空手道連盟主催の平成22年度栃木県公認審判員試験に臨んで来ました。

 これは、私が通っている道場で現師範より受験しなさいとのお話を頂き、受験料は父母会から出費しているというとてもプレッシャーな試験です。

公認審判員の対象者となるのは、全日本空手道連盟公認段位を有する者で修行年数は16歳から数えて5年以上という条件があります。

でも何故か?年齢は23歳以上。

まぁ、細かな事はさておいて、実際の試験だけではなく既に審判員の資格を有しているいわゆる先生方も3年に1度の更新講習という事で同会場に集合されています。

先ずは、全体集合して役員や審判部長より説明がありますが、時間ギリギリでどうしてもトイレに行きたくなったのでトイレをすませて帰ってくると・・・

会場は静まりかえっています。『あちゃ~やっちゃたよ!』と思いながらも、急いで整列している列の最後尾に並びました。(実は更新審判員列だった)

一通りの説明が終了して新規者は筆記試験、更新者は更新講習と分かれますが、そこで見るも無残な光景が展開されていました。

既に資格をお持ちの先生方が審判部長はじめ、お偉い先生方に指摘の雨あられ状態・・・・これには大概の新規受験者はイシュクしたと思います。

・なぜ?そのジャッジをしたの?・・・どう思ったの?

・ここは日本武道館、決勝戦だと思え!

・こんなジャッジしたんじゃ、相手の監督が怒鳴り込んでくるよ! なぜ?執らないの?

・そんなジャッジしたら良い選手が育たないよ!

そうです、試合の審判ですからどちらかに勝利宣告をするの訳で、重みがあるのです。

そんな普段それぞれの道場では師範だとか、指導員であろう方々が指摘でメロメロになっているところを垣間見てしまい、私も例外ではありませんでした。

心拍数はヒルクライムで一番辛いときのように心臓の鼓動が早まります。

先生方と思われる皆さんが、あんなに指摘されているのだから我々は・・・と、誰もがゾ~っとしたことでしょう。

 

 しかし、他の先生方のことは自分達にとっては関係のないことです。気持ちを切り替えて他人がダメだとか、自分もそれ以上にダメだとか考えてもはじまりません。

実技試験がはじまれば当然のことながら試験官からは何も指摘はありません。まぁ、合否がある試験なので正解を教えませんし、講習会ではないので当たり前ですね。

逆にその静けさが恐ろしいのですが・・・試合時間も試験官が決めていますので人によってまちまち。

とりあえず私は、とりえ?の大きな声を活かして出来るだけゆっくり大きな声でジャッジすることを心がけました。

模擬試合をしてくれた中学生も県強化指定選手ですので、とても技が見やすくわかりやすいので助かりました。但し、上手い分だけに技のスピードが速く、技を見極めるという部分では熟練が必要ですが、

その辺は自身を持って完全に大丈夫と言えるものでした。選手として実際にやっていた長年の勘はまだ辛うじてありました。(フ~ッ)

技は確実に見えましたが、最後のジャッジだけは何となく心残りでした。

それは、空手組手試合の審判は主審の他に副審が3名存在し決められた旗の合図で主審に意志を示します。

私が主審でしたので、選手の技が決まり、私が【ヤメ!】をかけました。

多分、技が決まったと同時に副審の旗も勢い良く3名同時ぐらいにズバッと出されました。

が、何と私と同調していると思われる副審が誰もいません。【ヤメ!】の時、主審はジャッジをしませんので主審は副審の旗を確認することができます。

本来であれば、【いや、逆の選手の技の方が早かったよ】旨の合図を主審がしなければならないのですが、私は最初から数に負けて心が折れてしまいました。

しかし、良く考えてみると、その後でも多数決で決められるのだから一番近くで見ている私がそんなことでは選手時代に散々やられてきた不公平な審判を再現してしまう事になりかねません。

後で冷静になると、これは深く反省です。心の弱さ、人の意見に流されやすいと言う自分の欠点が出てしまい、とても心が沈みます。

また、そんなところを鋭く見抜かれて今回不合格になってしまったとしたら、父母会の皆様には大変申し訳ない話です。

修行不足という事で精進させていただくしかありませんが、合格した場合は今後の試合では今回学んだ事を活かせればと強く思いました。

現在の自分が出来ることはやって来ました!とりあえず合否は2週間後程度です。

コメント (2)
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