ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

1973 Martin D-41 サドル溝加工・サドル作成

2010年10月23日 | ナット・サドル作成・調整
サドル溝が浅いので、深く加工します。ついでに、幅もオリジナルよりもやや太めにします


ビンテージボーンで作成


できるだけオクターブが合うように成形します


磨いて完了。サドルを太くしても、ピークはほぼ全弦ピン側、1・3・4弦が僅かに前寄りです。ネックリセットの際、微妙に弦長が短くなり、それが影響しているかもしれません。


1・3・4弦は微妙にフラットしている感があったで、ピークを前寄りにして作り直しか、と思ったのですが、同じ太さで別メーカーの弦に交換したら改善しました。太さは同じでも、メーカーによる微妙な質量の違いなどがあるのだと思いますが、音質だけではなくピッチも変わるものなのか、と実感しました。
コメント
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